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第17回美杉チャレンジカップ
男子優勝 西志津
MBC
女子優勝 松尾
MBC
この大会は美杉クラブが主催し山武ミニ連が後援する大会である。
かつて美杉クラブは男女とも山武を制しする黄金時代があった。美杉カップでも、女子は平成14年度優勝、15年度3位、16年度3位、
20
年度3位、男子は15年度3位、17年度準優勝、20年度3位と輝かしい成績を残してきた。コーチも8人程度いたように記憶するが、その後男子チームはなくなり、女子も部員減少で、一時は美杉のチームが出場しない美杉カップ開催という危機に陥った。
一昨年度から会長に尾勝氏が就任し新たなスタートを切り、スタッフも奥様一人の状態から、保護者の全面的なバックアップもあり、併せて山武ミニ連が後援となり運営を支援し、すばらしい大会となっている。
美杉クラブの部員も次第に増え、今年度は、二日目に進出し、準々決勝で優勝した松尾に敗れたもののすばらしいプレーを見せてくれて美杉復活を感じさせた。
女子は数年前まで山武のチームだけの出場であったが、2月の山武郡新人戦と同様の大会となってしまうことや、山武の女子の強化の面からも、男子同様女子も近隣チームの出場得て大会を行った方がいいだろうと私も考えていたが、近隣を招待するようになり、やっと美杉カップの特色を出せる内容となった。
男子は、ジュニアファイブが今年も他地区の招待で欠場し、さびしかったが、女子は東郷・朝陽・サンライズなど、たくさんのすばらしいチームの参加を得て、大会を盛り上げてくれて、山武のチームも勉強させてもらった。
男子優勝 西志津
MBC
毎年のようにこの大会に参加し、第8回・11回・15回大会に準優勝してきたが、今年度もすばらしいプレーを見せて見事に初優勝を果たした。
準決勝大網戦は、相手エースの④に対し、抜かれてきた時のカバーを全員で行い快勝。
中心は何といっても⑪で攻守の要である。身体能力が高く、鋭い、スピードのあるランニングシュートはすばらしい。⑫は入部して間もないとのことだが、ジャンプシュート、ランニングシュートが良い。⑬は長身で、ポストプレーは威力がある。⑪が切れ込んで⑬へのパスからジャンプシュートは防ぐことが難しい。何といってもアクセントになっているのは小柄な⑱で、劣勢に陥った時のバックハンドシュートやルーズボールでチームの勝利に貢献した。
決勝の第3
Q
は崩れかけたが、コーチの方のお話によると二人ほど故障していて⑪をサポートできなかったとのこと。⑨はゲームをよく作っていたが、この選手が
1
・
2Q
に出場してしまうので、第3
Q
のリズムが乱れた原因になった。⑥のランニングシュート、⑯のミドルシュートも良い。
準優勝
九十九里アパッチ
第13回大会の準優勝があり、二度目の決勝進出を果たしたが、今回も山武の男子初優勝はならなかった。
準決勝は、若宮白幡に完勝。
激しいディフェンスとスピードのある攻撃、そして新戦力のポストプレーに特徴がある。
⑦は昨年度他チームにいて講評で褒めた選手であるが、センスが抜群でランニングシュート・ミドルシュートは美しい。判断力もあり、相手のパスコースを読んでカットもうまい。⑧は長身でポストプレーに威力を発揮。④はディフェンスがよく、ミドルシュートがうまい。⑤の長身選手も今後に大きく伸びる可能性を秘めている。⑥⑩⑬も好選手。
3位 大網ロケッツ
初日に昨年度優勝で、今年度も優勝候補だった成田ボンバーズを見事な戦いで破って二日目に進出した。先日行われたスポ少大会で、ジュニアファイブと対戦し、そのスピード・うまさ・激しさをこの5年生たちも体感してきたことが勝利に結びついたと考える。
④は長身でボールコントロールがよく、ひとりで打開してシュートを決めてくる。決勝では相手の全員カバーでその力を十分に発揮できず惜しくも敗れ去ってしまった。⑤⑧⑩のランニングシュート、⑦の頑張りも良い。
私が園長だった頃の年長児がたくさん活躍していてうれしかった。
3位 若宮白幡
MBC
初日に白里・
WEST
・みずほを破って二日目に進出。
スピードがあり準決勝の九十九里アパッチ戦では、相手の闘志を上回るような激しいプレーを展開したが、総合力で及ばず惜しくも3位に留まった。
④が攻守の要で、ランニングシュート、ジャンプシュートがすばらしい。⑤のランニングシュート、⑥のスピードやパスが良い。⑬のトリッキーなシュートや⑧のプレーも良い。
女子優勝 松尾
MBC
女子は、私の願望通り、山武
HM
と松尾の決勝戦となり、ベスト
4
には、豊海も入ったので、来期の3強が残ってくれてうれしかった。
松尾
MBC
は、第4回大会優勝、第8回・第9回準優勝。第9回大会の時には関東大会で優勝していて、それ以来の決勝進出となった。
準決勝東郷戦は第1
Q
からポストプレーや速攻で圧倒し、後半はプレスをしかけてきた相手をかいくぐり得点を重ねるとともに、後半の相手の得点を4点に抑える見事なディフェンスで快勝。
決勝の山武戦は、立ち上がりの連続得点で相手をリードしたが、次第に山武の激しいディフェンスに差を詰められて、とうとう第4
Q
の後半に逆転されたが、また盛り返し行き詰まる熱戦となった。1点リードの終了間際に逃げ切りを図ったが、選手が固くなりミスを連発、ブザーと同時にシュート動作での反則でフリースローを与えてしまった。
2
投決められたら敗戦という場面で、相手の
1
投がはずれ、次の
1
投が決まって延長にもつれ込んだ。
延長の初めは山武に先行されたが入れ返し、またもや
1
点差で終盤を迎えたが、今度は辛くも逃げ切ってうれしい優勝となった。
ベースラインからのスローインでのポストプレーが非常に有効で、それが山武を苦しめた。
④のポストプレー、⑥のシュート力が優れている。⑩の長身選手がやや力強さはないものの、マークが④や⑥に集中する場面でよくシュートを決めていた。⑦のジャンプシュートやランニングシュートも良い。⑤がよくゲームを落ち着かせコントロールしている。⑨のジャンプシュート、伏兵⑧のランニングシュートが要所で決まる。⑪もルーズボールでの頑張りがあった。
F
コーチも復活し、強い松尾が戻ってきた。
準優勝 山武
HM
オーキッズ
今年度は、
6
年生がひとりで苦労してきたが、それでも強いチームと互角に戦ってきたので、決勝進出はもちろんのこと、私の中では、山武を優勝候補の筆頭にあげていた。
準々決勝では福岡鴇嶺に完勝。準決勝では豊海に後半粘られながらも突き放して勝利した。
基本に忠実な激しいディフェンスでボールを奪取し速攻につなげる。ピンチプレーもうまい。シュートはミドルシュートもジャンプシュートもランニングシュートも確実ですばらしい。
決勝松尾戦は出足が悪く、高さで劣勢となり第
1Q
に
10
点差をつけられ苦しい展開となった。第
2Q
から持ち前の強さが戻ってきたが、第
3Q
に逆転できるかという展開に持ち込みながらミスを出してリズムを壊してしまった。
それでもだ
4Q
に入り、勝ちを意識して消極的になってきた相手に対し、プレスディフェンスを仕掛けて一度は逆転したが、延長の末惜しくも優勝を逃してしまった。
④は準決勝までは目立たなかったが、決勝の第
3Q
から実に
11
ゴールを挙げる活躍を見せてキャプテンらしい活躍をした。そのミドルシュートは実に美しい。攻撃の主力は⑤⑥で両選手ともランニングシュートは鋭くすばらしい。⑦⑩そして⑬も好選手。
3位 東郷
MBC
昨年度も
3
位で毎年のようにすばらしいチームに仕上げてくる。どのプレーも基本に忠実でコーチの指導が優れていることが窺われる。
しかし
今大会では、良い面と悪い面が交互に表れた感じがしてならない。
初日も大網戦を見たがシュートへの思い切りが悪く今年はどうなのかなと思った。これに反し、準々決勝サンライズ戦は攻守に素晴らしいプレーを連発し快勝。これでは山武のチームは勝てないと思うくらいの戦いを展開した。
その一方、準決勝松尾戦は、やはり攻撃が単調で、激しいディフェンスの結果が得点として出てこなかった。特に後半は厳しい守備で松尾が攻められなくなる場面も多かっただけに、得点が
4
点だけというのは、松尾の守りも素晴らしかったとしても反省点があるのかなと思う。いずれにしても大差は付いたものの次回は互角の戦いをするものと思われる。
④のジャンプシュート、⑤のランニングシュート、ミドルシュート、⑥のパワー、⑦のステップイン、⑩のポストプレーなどどの選手も優れたものを持っている。
3位 豊海マリナーズ
初日から豊海の試合は全部見せてもらったが、風邪やインフルエンザで
4
人選手がいない中でのベスト
4
はすばらしい。
準々決勝朝陽戦は、勝てない試合だと私は思っていたが、相手の出来が予想以上に悪く、前半の苦しい中を
5
点差でしのげたことが、逆転でベスト
4
に進出できた理由であった。
準決勝山武戦も難しい試合となったが何とか
10
点差くらいで食いついて行ったのはすばらしいと思う。
⑤が攻守の要で、シュートもすばらしい。⑦のランニングシュート、⑩のランニングシュート、ジャンプシュートも良い。⑫⑧も好選手だが、コーチのお話ではこの日はできが悪かったとのこと。
例年、すばらしいチームを作って来る
S
コーチは、私より
1
歳年上だが、その指導力には脱帽するしかない。