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29年度 オータムカップ
男子優勝 大網ロケッツ 女子優勝 大網ビッグネッツ
この大会は山武ミニバスケット連盟の今年度最終戦として、また、関東大会千葉県予選会に出場するチームを決定する大会で、山武ミニバスケット連盟の最重要大会と位置付けられる。
女子は県大会出場枠が3のため、例年予選勝ち上がりベスト4チームによるリーグ戦となっている。男子は長生と合わせて2チームが選抜されるため、例年山武・長生が合同で大会を行っている。
女子4位5位は、11月に開催される夷隅の大会に招待され、男子の3位は香取の大会に出場が決まる。
この時期は、運動会や町・市民大会が行われるため、予選リーグはそのリーグの都合の良い期日に開催されるため、分散開催となるが、今年は、9月23日・24日と二日で実施された。
男子は、順当に長生の一宮ミント、キッドシャークスが勝ち上がり、山武は芝山ビクリーズと大網ロケッツが予選を通過した。
これに対して女子は大波乱で、シードされたサマー優勝の蓮沼ハッスル始め、豊海、九十九里、山武が1位リーグに残れない結果となった。代わって、今シーズン苦しんできた東金東・福岡鴇嶺が大健闘で1位リーグに食い込んできた。
男子 優勝 大網ロケッツ
このチームは平成14年ころに私が作ったチームであるが、
S
コーチが引き続き指導してくれて、毎年高い水準にあり、今年度は見事に2年ぶりの優勝を果たした。
準決勝芝山戦は、後半もつれ込んだが、伏兵7番の2本のシュートが効いて競り勝った。決勝は、予選リーグにおいて
8
点差で勝っているキッドシャークスの長身センターに苦しみ、後半は④⑥のシュートも雑になりリードを
5
点まで広げられたが、最後に持ち直し、ノータイムでの相手フリースローの
2
本失敗にも助けられて辛くも逆転勝ちの優勝を果たした。
④のシュートは芸術的で美しいこの選手がチームをリードする。⑥もシュートが柔らかくすばらしい。力強い⑤のジャンプシュート、ランニングシュートも良い。⑪は芝山戦、相手エースの
4
番に付いて苦しみながらも良く守った。⑫のランニングシュート、⑩のミドルシュートも良い。
⑦⑪⑫など私が幼稚園長だった頃の園児が何人も活躍していてうれしい。
準優勝 キッドシャークス
準決勝一宮戦は苦戦かと思われたが、長身センターの⑤を中心に良く攻め、相手のプレスもかいくぐり快勝。
決勝の大網戦は、予選リーグで敗れた相手だが、決勝は一進一退の接戦となり、次第にゴール下を⑤が制圧し、圧倒的な存在感で大網を苦しめ終了間際には5点差のリードを奪った。しかし、ここから大網の反撃を許し逆転された。それでも終了直前フリースローを得たが2投とも外れ悔しい準優勝となった。
コーチの方のお話では少ない練習時間の中で、最近では強豪チームとの練習試合でも良い試合を展開できて、チーム力は上がり、特に⑤の成長は著しいとのお話だった。
⑤は試合ごとに力を付けている感じで、決勝ではフックシュートも何本か決めていた。
最後まで、この⑤から攻められれば優勝を勝ち取ることができたのではないかと思う。
④のランニングシュート、⑤のポストプレー、⑥のミドルシュート、⑦のランニングシュート、⑧のゲームメイクやミドルシュートも良い。
優勝・準優勝チームは関東大会千葉県予選会に出場できるので、県大会での活躍を祈りたい。
3位 芝山ビクリーズ
S
コーチの指導で毎年安定した技術とチーム力を維持している。
④は小柄だが、そのゲームメイクとシュート力は群を抜いている。難しいと思われる長いシュートも簡単に決めて相手のリードを許さない。
準決勝大網戦は、相手のエースと撃ち合いになったが、終盤そのシュートがわずかに外れだし競り負けてしまった。
⑦の左利きの選手のシュート力も優れているが、選手層が薄いためこの選手を第1
Q
、第2
Q
連続して出さなければならないチーム事情で、どうしても第3
Q
が劣勢となってしまう。⑤のランニングシュート、⑧のミドルシュートも良い。
3位 一宮ミント
I
コーチの指導の下、毎年見事な技術とファイティングスピリットを持ったチームで出場してくるので、私はこのチームの戦いをいつも楽しみにしている。
サマーカップでも、優勝候補と見られた成田ボンバーズに果敢に挑み、見事に勝利したのは印象深い。
期待に反し、この日は元気がなく、いつもは見事に決まるミドルシュートもなかなか入らずキッドシャークスの長身センターに苦しめられ敗戦となった。
コーチの方のお話では、ルーズボールを取れなくて攻撃の回数を確保できなかったとのことだった。
④のミドルシュート、⑥のミドルシュート、⑧のジャンプシュート、⑤⑪⑯なども好選手。
女子 優勝 大網ビッグネッツ
今年度は、新人戦から蓮沼と優勝を争ってきており、サマーカップでは惜しくも優勝を逃したが、シード4チームの中で唯一ベスト4に入り見事に期待に応え優勝を果たした。
オータムカップでの優勝は平成22年以来となるが、その時のチームは関東大会に優勝し、1月の県大会は準優勝を果たしている。
今大会は初日から危なげなく勝ち進み、最終日も緒戦の横芝光戦、2戦目の福岡鴇嶺戦に圧勝し、ステージでは、大網が抜けていて優勝は確実で県大会でもかなり活躍できるのではなかという声も聞かれたが、最後に試練とドラマが待っていた。
最終の東金東戦は、相手長身選手のポストプレーとミドルシュートでゲームを支配され、前半が終わって大量15点のリードを奪われてしまった。
前半最後の東金東のシュートがトラベリングとなりノーゴールの判定。この得点が最後に影響するとはその時誰も考えはしなかった。
後半に入り、相手のミドルシュートが外れ始め、これを見事なブロックアウトで攻撃につなげ最終クオーター途中で逆転をした。最後は相手とのミドルシュートの撃ち合いとなったが、終盤で④のミドルシュート2本、ランニングシュート2本で突き放して優勝を果たした。
サマーまでは、ほとんどの得点が④と⑧であったが、⑦が成長し、この日はプレーが切れ切れで攻守に活躍、シュートもよく決めて貢献した。⑧もポストプレーで確実にシュートを決め、東金東の長身選手に苦しみながらも、リバウンドでがんばりそれを得点につなげていた。⑤の守備の頑張りやシュート、⑫や⑪⑥など今まではあまり得点できなかった選手の得点も大きかった。
準優勝 東金東
MBC
寝ていたライオンがやっと起きたという感じ。新人戦から期待していたチームだが、ゴール下での簡単なシュートをはずしたり、パスが雑でミスになったりと活躍できなかったが、今シーズン初めてベスト4に入ってきた。
この日の緒戦福岡鴇嶺戦はパスミスなど悪い姿も見られて前半大きくリードされたが、次第に落ち着きを取り戻し終盤に逆転。それで波に乗り、横芝光戦は圧勝。
決勝の大網戦は、ポストプレーやミドルシュートを次々と決め前半15点の大差をつけて終了。後半なぜ逆転を許したのかという原因は、前半入りすぎたミドルシュートが後半は外れ出し、それをリバウンドから速攻を許してあっという間に貯金を吐き出してしまったことにある。
逆転を許してからまた我に返り、シュートの撃ち合いになって勝機もあったが、さよならシュートを決められ涙を飲んだ。これが優勝だったら、本当のサプライズになるところで残念。
⑦と⑧の長身選手を擁し、④から⑦、⑥から⑧のホットラインでポストプレーをよく決めていた。⑥がよくゲームを落ち着かせていて、ミドルシュートも良い。④も前半よくシュートを決めていたが、時折パスが雑になっていた。決勝では⑩⑪の伏兵も活躍、⑨のジャンプシュートも良い。
3位 横芝光スマイル☆ガールズ
予選リーグは動きに切れがあり、豊海を破って1位リーグに入ってきたが、この日は元気がなく力を発揮できなかった。
緒戦の大網戦は固く守る相手を崩せず48対25で敗れ、次の東金東でも相手のポストプレーや長身選手に苦しめられて完敗。
それでも最終戦の福岡鴇嶺戦は気持ちを入れ替えて46対32で勝利し県大会出場を決めた。
今日は、全員の動きが鈍かったが、⑤は身体能力が高く、ジャンプシュート、ランニングシュートをよく決める。④は小柄だがゲームを作り、ミドルシュートもうまい。⑨はリバウンドをがんばりジャンプシュートを入れている。
4位 福岡鴇嶺
MBC
「荒れるオータムカップ」の主役はこのチームだった。今シーズンは、二日目に残ったことがなく、選手やチームをしみじみ見るのも初めてのような気がするほどであった。初めから福岡鴇嶺が3連敗だと決めつけてしまったが、東金東戦を見た時、なぜ予選リーグで九十九里や山武がいる中を勝ち抜いてきたかが理解できた。
激しいディフェンスで相手を追い詰めて速攻に結びつけ、選手個々も高いレベルまで成長していた。よくこの最終の大会にチーム力を高めてきたものだと、コーチの手腕を見直した。
緒戦の東金東戦は、第1
Q
から東金東を圧倒し、特に第2
Q
では、4年生の⑩がアイソレーションからランニングシュートを決めたり、ミドルシュートを決めたりと大活躍し、前半9点のリードで折り返した。
後半は得点力のある⑤がファウルアウトし逆転を許してしまったが、この試合を勝利していれば、次の2試合も良い試合ができたのではなかと思う。
最終戦にも敗れ県大会出場を逃してしまったが、夷隅での大会で頑張ってほしい。
④のゲームメイク、⑤のランニングシュート、ジャンプシュート、⑦のランニングシュート、ミドルシュート、⑨のリバウンドも良い。
オータムカップをもって山武ミニ連の最終大会が終了したが、1月の県大会までまだ戦いは続いていくので、どのチームもさらに向上して有終の美を飾ってもらいたい。また、2月に支部選抜大会が予定されていて、今大会で上位に入らなかったチームからも優秀な選手が選抜されるので、活躍のチャンスはまだみんなに残されている。
そして12月には美杉カップがあり、いよいよ次のシーズンが幕を開けようとしているので、5年生以下のチーム作りにも力を入れてほしい。