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28年度 オータムカップ
男子優勝 一宮ミントキッズ 女子優勝 正気ドリーム
この大会は山武ミニバスケット連盟の今年度最終戦として、また、関東大会千葉県予選会に出場するチームを決定する大会で、山武ミニバスケット連盟の最重要大会と位置付けられる。女子は県大会出場枠が3のため、例年予選勝ち上がりベスト4チームによるリーグ戦となっている。男子は長生と合わせて2チームが選抜されるため、例年山武・長生が合同で大会を行っている。女子4位は12月に開催される香取の大会に招待され、
5
位・
6
位は
11月に行われる夷隅の大会に出場が決まる。
また、女子の優勝チームは船橋カップへ推薦となる。
11月19日には、成田の中台体育館で行われる
W
リーグ(女子日本リーグ)の前座で山武選抜チームが出場予定で、女子はこのオータムカップで選手選考される。男子は、選考会は後日となるが、6年生から10人、5年生からも5人が選抜の予定となっている。
この時期は、運動会や町・市民大会が行われるため、予選リーグはそのリーグの都合の良い期日に開催されるため、9月
11
日からの長丁場となった。分散となったおかげで私は男子の会場を除き、すべての会場に足を運ぶことができ、予選の好試合を観戦することができた。
女子予選日向会場では、正気が安定した戦いぶりで抜け、成東は苦しみながらも山武に逆転勝ち。
九十九里会場では、長らく主力選手の故障に苦しんだ豊海が、優勝候補で宿敵でもある九十九里に圧勝。同じく
F
コートでは、蓮沼が他を寄せ付けず1位通過。大網はベスト8に滑り込んだ。
最後の予選会となった東金東会場は、どの試合も接戦で、朝から夕方まで6試合すべてを楽しむことができた。東金東は緒戦の福岡鴇嶺戦は苦しんだが、力が同等と思われる松尾に競り勝つなど決勝リーグに駒を進めた。東金スピリッツは福岡に競り勝ち、福岡鴇嶺も松尾に最後まで善戦した。
男子 優勝 一宮ミントキッズ
昨年の美杉カップ、今年のサマーカップにも出場してくれて、いつもすばらしい試合を見せてくれている。コーチの指導が行き届いているので、攻守にわたり技術が優れている。準決勝大網戦は、前半互角の戦いだったが、後半は固い守りでシュートを許さず快勝。決勝の東金戦は、ただひとりの6年生で、攻守の要となっている④が5ファウルで退場し、後半は苦しい戦いとなったが、相手の同点シュートが外れ、辛くも逃げ切った。苦しい展開の中で特に⑥は、シュートを確実に決めディフェンスでも貢献。⑦もよく似たプレーで要所で得点を決めた。また小柄な⑤もミドルシュートを決めるなど勝利に貢献した。⑧⑨⑩⑪も好選手。
準優勝 東金ドリーム
このチームは平成4年に私が作ったチームで早や24年となるが、昨年度からは当初のコーチであった
F
コーチが復帰し、再び蘇り4年ぶりの決勝進出となった。準決勝九十九里戦は第3
Q
まで圧倒され勝利はないかと思われたが、第4
Q
19対4として43対37で見事な逆転勝ちを収めた。決勝の一宮戦も前半は8点のリードを許したが、後半反撃し、終了直前長身⑤へのゴール下へのパスが入り同点と思われたが、一度、二度と外して惜しくも優勝を逃した。もとよりこのプレーが勝敗を分けたのではなく、そこまでの戦いでもっと決着をつけられる場面が多くあったと思う。④のランニングシュート、⑤のジャンプシュート、新加入の⑥⑦のジャンプシュート、5年の⑧や低学年の⑫⑭も良い。長身選手を生かす攻撃をしていたが、それに頼りすぎ、時折よく見ないでゴール前に高いボールを入れて相手の速攻を許したのが優勝を逃す原因となったかもしれない。
3位 大網ロケッツ
昨年に引き続き今年もベスト4に上がってきた。ひとりひとりの技術は高いが、私が見た後半の一宮戦では、相手守備の外側をパスが回っているが、攻撃をしない消極的なバスケットになってしまっていた。⑥の5年生はすばらしいランニングシュートをするので今回も期待していたが、とうとうシュートは一本しか見ることができなかった。果敢にカットインをすれば中々ディフェンスは守り切れないものなので、勇気を出してトライしてほしかった。④⑤⑦⑩⑫も好選手
3位 九十九里アパッチ
今年は美杉カップ以来常に山武のトップを走ってきたが、ついに東金にその座を譲ってしまった。準決勝東金戦は、第3
Q
まで相手に付け入る隙を許さない攻守で勝ちは決まったと思われたが、第4
Q
で怒涛の逆襲を受けて足が止まってしまった。長身選手がいない弱点をさらけ出したが、守りではお手本通りコースにきちんと入り、またブロックアウトもしっかりして相手を苦しめた。④のランニングシュート、ミドルシュート、⑦の切れ味鋭いランニングシュートがすばらしい。⑧はいつもの活躍が見られなかったのは残念。⑤⑨も良い。
女子 優勝 正気ドリーム
今年度は、美杉カップ、新人戦を優勝し、ジェフカップでは東金東のミドルシュートに屈したが、オータムカップを制し、今年度は正気のシーズンであったことを決定づけたと言える。
今年度は全体的にレベルが低く今大会も混戦となったが、豊海を55対44、東金東を41対40、蓮沼を40対30で退け、どの試合も接戦となったが見事に勝ち抜いた。
④が絶対的なエースで、ランニングシュートもジャンプシュートもミドルシュートもすべて完璧に撃って相手を引き離していく。身長も高いので、守りでも確実にリバウンドし、相手にゴール下のシュートを許さない。この④を生かすためのアイソレーションが徹底されているので、相手は中々カバーディフェンスができない。第1
Q
のリードを第2
Q
では、⑤がゲームメイクし、ディレイゲームに持ち込み時間いっぱい使って守り切り後半に持ち込んでいく。このようなコーチの戦術は見事で各チームがそれにはまっていってしまう。④だけではもちろん勝利することは難しいが、他の選手が粘り強く守りルーズボールに素早く働きかけて相手にペースを渡さない。⑥のランニングシュート、⑩のミドルシュートも効果的で、⑬のディフェンスも光る。⑧のリバウンド、⑦⑨のミドルシュートも良い。
準優勝 蓮沼ハッスル
2位以下は三すくみとなり、ゴールアベレージでの決着となり、今年度を象徴すような結果となった。
蓮沼は、ジェフカップ予選で優勝し、オータムは蓮沼のものかと思われたが、思わぬ苦戦を強いられ予想外の2敗となってしまった。第1試合の東金東戦に52対40で快勝し、続く豊海戦も第3
Q
終了まで10点の差をつけ勝利は決定的と思われたが、シュートを決められた後のスローイングのミスなどからあっという間に逆転されて惜しい試合を落としてしまった。決勝の正気戦も敗戦のショックから立ち直れず悔しい大会となった。④と⑤が6年生でこれが攻守の要となっている。④は身長もあり、ディフェンスリバウンドではボールがどこへ落ちるのかという予測が良いので相手にリバウンドを許さない。またシュートもすばらしい。⑤は要所で得点を決めていく。5年生では⑧のシュートが良い。⑩も第2
Q
をよく支えている。⑬のジャンプシュート、⑭のミドルシュートも良い。全員でしっかり守り攻守にコーチの指導が行き届いている。
3位 豊海マリナーズ
絶対的なエースの④と長身の⑤が春先に故障して長い間苦戦が続いたが、やっと回復して3位に入り県大会出場を決めた。一試合目、正気戦は相手のしつこいマークにあって④のシュートが決まらず敗戦。蓮沼戦はやはり第3
Q
までリードを許す苦しい展開だったが、④⑤が次々とシュートを決め第4
Q
を25対13として2点差で勝利した。最終戦の東金東戦は前半4点差のビハインドを跳ね返し逆転したが、終了間際のゴール下のシュートを外し延長に持ち込まれ苦い敗戦となった。⑥のミドルシュート、⑧⑩のジャンプシュートも良い。
4位 東金東
MBC
ジェフカップ予選では今シーズン初めて正気を破って準優勝し、このオータムは女王かと思われ私もひそかに応援していたが惜しくもその夢はかなわなかった。何といっても予選でけがをしたディフェンスの良い⑨の欠場が痛かったと私は思っているが、その影響も大きく、全体的にはディフェンスが崩壊したのが敗因と思われる。蓮沼戦は④のカットインからのパスを相手に完全に読まれ速攻を受けた。またオフェンスリバウンドを相手④に阻まれほとんど取れなかった。正気戦は1点差の惜敗となったが、再び正気に勝利するチャンスは十分にあっただけに惜しまれる。2敗で迎えた豊海戦は全員でがんばり延長戦に持ち込んで勝利し三すくみにしたのはすばらしい。惜しくも県大会出場は逃したものの最後にその実力を証明してくれた。④が攻守の要で、シュートも決めてくることはもちろん、長い腕でパスカットも多くピンチをたびたび防いでいた。⑤はジェフカップ予選で正気を破る勝因となったミドルシュートが当初不発だったが、豊海戦の延長ではみごとにミドルシュートを決めて相手を突き放した。⑫も劣勢の豊海戦でミドルシュートを連発し接戦に持ち込んだ。⑦の決定力、⑧⑪⑬も良い。
5位の九十九里は予選で豊海に敗れたが、優勝候補の意地を見せて5位に入り夷隅の大会に推薦される。④⑤、そして⑦が特に成長し決定力が高かった。
6位成東は、緒戦で松尾に辛くも勝利し夷隅の大会に推薦された。7位、8位の大網、松尾は一歩及ばなかった。
オータムカップをもって山武ミニ連の最終大会が終了したが、1月の県大会までまだ戦いは続いていくので、どのチームもさらに向上して有終の美を飾ってもらいたい。また、2月に支部選抜大会が予定されていて、今大会で上位に入らなかったチームからも優秀な選手が選抜されるので、活躍のチャンスはまだみんなに残されている。
そして12月には美杉カップがあり、いよいよ次のシーズンが幕を開けようとしているので、5年生以下のチーム作りにも力を入れてほしい。