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29年度 新人戦
男子 優勝 大網ロケッツ
女子 優勝 松尾
MBC
この大会は34回目の開催となるが、私が現役のコーチだった34年前は毎日練習しても学校対抗の大会だけしかなかった。
子どもたちの練習の成果を発表する場がないということで、新人戦として私が作った大会で、現在豊海のコーチをなさっている篠崎氏の協力を得て二人三脚で作り上げてきたものである。
その後、ミニ連が発足し多くの大会が開催されるようになったが、皮肉なことに、今年度から学校対抗のバスケットボール大会が廃止されてしまった。
大変残念に思っているが、何年か後に山武ミニ連の幹部の方の尽力でまた復活されるだろうと期待している。
学校での部活がなくなったということは、思い切り運動したいと思っている子が活動する場を求めてたくさんいるということにもなるので、バスケットをする仲間が増えるように、選手の皆さんも、チーム関係者のみなさんも声をかけて部員んを増やしてもらいたい。
現在はどの大会に出場するか、選ぶことができるくらい大会が数多くあるが、各チームのコーチは子どもたちを育てるために、どの大会に出場するか熟慮する必要がある。試合だけでは子どもたちの技術は向上しないので、日ごろの練習を大切にして指導に当たってもらいたい。
新人戦が始まるといよいよ5年生以下の子どもたちが主役となる時期であり、また、春が来たことを実感する大会でもあり、いろいろな意味で思い入れは深い。
男子は、大網、九十九里、東金、成東の戦いかなと予想したが、大網が抜けていた。しかし、レベルは高いとは言えない。
女子は、美杉カップで4強に入った松尾・山武・豊海が抜けていると予想したが、蓮沼もかなりチーム力を上げていることがわかった。
男子優勝 大網ロケッツ
私が平成14年に作ったチームであるが、
S
コーチが後を継いでくれて、今大会は、三年ぶりの優勝を果たした。
美杉カップでは、強豪の成田ボンバーズを破って4強に入り、その自信がチームにみなぎっており、準決勝は白里を一蹴。
決勝の九十九里戦は接戦が予想されたが、第1
Q
から鋭いランニングシュートでとミスマッチを突いた攻めで圧倒し快勝した。
④がチームの大黒柱で攻守に活躍。粘り強くランニングシュートを狙うだけでなく、マークが集中するところ⑤へのパスで相手を混乱させた。⑤⑨の双子がゴール下でシュートを確実に決めていく。⑥⑦の小柄な選手もディフェンスで頑張る。⑤⑥⑦⑨は、私が園長時代の園児で見ていて楽しい。
⑩のランニングシュートも良く、得点力がある。この選手を
2Q
続けて出すために第3
Q
が苦しくなるが、④にマークが集中する中でディフェンスをかいくぐって得点し追撃を許さなかった。⑧は試合の中で上手になっていくように感じた。最初はミスマッチを突いての得点、次第にジャンプシュートやランニングシュートも決めだした。
課題はディフェンスで、50点を失った弱点を練習で修正する必要がある。
準優勝 九十九里アパッチ
2年連続での決勝進出だが今年も優勝は果たせなかった。
準決勝は成東に大差で勝利。
決勝は接戦位なるかと思われたが、第1
Q
に相手エースに次々とゴールを割られてリードを許した。第2
Q
に入り、エースの⑥が登場し、3ゴール差まで詰め寄ったが、最後の30秒で
2
本返されて押し戻されたのが、この試合の分岐点だった。
最終
Q
、⑧の連続ミドルシュートや素早い攻めで会場を沸かせたが
20
点差を付けられ万事休す。
⑥のランニングシュートは美しい。小柄だが、センスに優れ、ディフェンスでも読みが鋭い。④のランニングシュートも良いが、決勝では発揮できたとは言えない。⑦のポストプレー、⑤⑧のランニングシュート、ミドルシュートも良い。
チーム全体で声を出し、スクリーンアウト、ルーズボールへの働きかけなど、よく訓練されている。
3位 成東オーシャンボーイズ
一日目に東金ドリームを
1
点差で破って準決勝に進出。
準決勝九十九里戦は前半圧倒されたが、後半は旺盛なファイトで対抗し良いプレーを展開した。
④はリバウンド、ジャンプシュートが良いが、ディフェンスでもコースに入るのがうまく、相手の選手がその体にぶつかってバランスを崩すことが何回か見られた。⑥はランニングシュートが良く、パスフェイクからのシュートは味があった。⑨のランニングシュート、⑤のジャンプシュート、⑬のミドルシュートも良い。
主力が抜けて苦しいチーム事情だが、この試合の後半の内容を糧にしてチーム力の向上を図ってもらいたい。
3位 白里ビーチボーイズ
このチームは平成16年に私が作ったチームで、この大会では平成19年と21年に優勝している。最近は低迷しているが、今年は一日目にみずほを破って、久しぶりに二日目に上がってきた。
⑭の大柄な選手が攻守の要で何でもできて器用である。④のランニングシュート⑤のミドルシュート、⑥⑦のランニングシュートも良い。
ディフェンスが弱く、トラベリングを再三犯すなど基礎的な技術がまだ身についていない。欠点を修正して強くなってほしい。
女子優勝 松尾
MBC
美杉カップで優勝し、この大会は第1シードとなり期待通り、2大会連続で優勝したのはすばらしい。
毎年のように良いチームに仕上げてくるが、この大会では、優勝に縁がなく、関東大会優勝を果たした平成22年も大網に敗れ準優勝に甘んじている。
緒戦の蓮沼戦は、後半互角の戦いを強いられるも、前半の貯金が物を言って勝利。
準決勝の福岡鴇嶺戦も同じく後半食いつかれたが勝利。
決勝は、美杉カップと同じ山武と対決。立ち上がり、前回とは異なり第1
Q
は山武の3点リードで始まった。第2
Q
に入り⑥を中心に反撃を開始。⑥のシュートと伏兵⑧の大活躍逆に14点のリードを奪った。⑧は鋭い飛び出しで、この
Q
、10点を取って勝利に貢献した。
15点のリードで迎えた最終
Q,
前回と同じく山武のプレスに引っ掛かり、一時は逆転される形勢となったが、攻める気持ちを思い出して辛くも振り切って、うれしい初優勝を果たした。
④のゲームメイク、⑤⑥の素晴らしいシュート力、⑩のポストプレーが良い。また、小さいプレーヤーの⑦⑧がディフェンスや隙をついてのシュートで相手を悩ます。⑪はややゾーン気味だが、スティールやパスカットで活躍。⑨⑬も良い。
課題としては、山武には続けて終盤プレスで追い込まれ窮地に陥っている。逃げ切ろうとして弱気にならずにゲームを終えることができるかという1点である。
松尾は現在、
O
コーチが指導しているが、長くベテランの
F
コーチが指導していて、そのバスケットは伝統的に美しく、他のチームのお手本になる。
準優勝 山武
HM
オーキッズ
美杉カップでは、松尾に延長で1点差負けをしており、この大会は優勝の最有力候補であったが、惜しくも追撃及ばず準優勝に終わった。
選手を見ると細くて小さくて、どこにその力があるのだろうと思わせるが、試合に入ると力強く、体も大きく見えてくる。
準決勝豊海戦は、優勝候補同士の激しい戦いとなったが、堅い守備で豊海にゴール前への侵入を許さず、緒戦の大網戦ではまるで入らなかったミドルシュートを、⑤⑥が連続して決めて豊海を突き放した。
決勝の松尾戦は、④を第2
Q
に配置し、第1
Q
を3点リードして終了した。しかし第2
Q
に入り相手の反撃を許し、特に伏兵の⑧に10点を取られ、結局この
Q
は20点を取られて、14点のリードを奪われてしまった。
15点リードされた最終
Q
にプレスが奏功し、④の活躍もあり、一時は15点を逆転するのかと思わせたが及ばずまたも悔しい準優勝となった。
④のゲームメイク、ミドルシュートが良い。しかし、追い込まれないと力を発揮しないのが残念。⑤⑥のポニーテールでどちらか分からない二人のミドルシュート、ランニングシュート、はすばらしい。⑨のランニングシュート、⑩のディフェンスも良い。
何といってもこのチームはディフェンスが良く、特に第3、第4
Q
のファウルが極端に少ない。ファウルをしないでしっかり守るお手本となるチームである。指導者のポリシーが良く表れている。
第3位 豊海マリナーズ
一日目から見ていたので、選手の層の厚さと高い技術から優勝するのかと思っていたが、山武のディフェンスに屈してしまった。
山武との後半はそのディフェンスに追い詰められ、次第に選手が自信を失って、ドリブルで切っていくプレーが全くできなくなった。後半のランニングシュート、は⑤の1本だったように思う。ミドルシュートだけになってしまい、その打ち合いでは山武には勝てない。
④は一日目苦戦していた蓮沼戦の第4
Q
に大活躍してチームの勝利に貢献。しかしこの日の山武戦は、ちょっと弱気になってしまったのが今後の課題。⑤のジャンプシュート、⑩⑪のシュート力もすばらしい。⑨の小柄なプレーヤーは鋭い動きで、ルーズボールをがんばり、シュートもうまい。⑥⑦のプレーも良い。⑧は蓮沼戦で相手エースを完封し貢献した。
⑮や、大柄な⑬の成長に期待したい。
優勝できる力は十分に持っているので、この大会で見えてきた課題を克服して、ジェフカップ予選での優勝を期待したい。
第4位 福岡鴇嶺
MBC
美杉カップでベスト8に入り、シードされた意地を見せて、一日目の大網戦に勝利し、二日目に進んだ。
二日目緒戦の九十九里戦はお互いに激しい守りで大接戦になったが、相手エースの5ファウルにも助けられて見事に準決勝に進出した。
準決勝松尾戦は立ち上がりから松尾のシュート力に圧倒されて大量のリードを奪われてしまった。しかし後半は落ち着きを取り戻し、5点差で後半をまとめることができたのはチームにとって収穫であったと思う。
激しいディフェンスで相手に食らいつく執念は評価できる。しかしその一方で、いらない手を出すプレーも多く、この点は修正しなければならない。また、シュートを何本も撃ったにもかかわらず中々決まらなかった。九十九里戦の後半はわずか7点に終わってしまった。
④のゲームメイク、ランニングシュート、⑤のランニングシュートも良い。しかし、ファウルが多い。⑥⑦のシュートを狙う姿勢はすばらしい。⑨も良い。
課題は明確なので練習で克服して、一皮むけたチームを見てみたい。
その他のチーム
九十九里― 長身の選手もいて選手の能力も高い。例年のように段々強く
なりそう。
蓮沼- 豊海に善戦し、松尾戦の後半、互角の戦いをしており、現在のと
ころ跳びぬけた3チームを追う一番手。
大網- 山武を手こずらせたのが収穫。選手がシュートに行かないと伸び
られないという自覚を持ってきた。
東金- 長身の⑧という武器を持っている。他の選手の成長が鍵にな
る。
美杉- 一日目に一番きついリーグに入ってしまったのは不運である。ラ
ンニングシュートは鋭く止めるのが難しい。
今年度最初の大会が終了したが、今年も上位は混戦状態なので、どのチームにも優勝のチャンスが残されている。
全体を見ると、今年は女子のレベルがここ数年より高い。県での活躍を期待したい。
男子は厳しい状態にあるが、なんとか各チームともチーム力をアップして、他地区との差を詰めていってほしい。