平成23年度 オータムカップ
女子優勝 東金東 2位 豊海 3位大網
男子優勝 東金 2位長生
この大会は、山武ミニ連としての今年度の最終の大会であり、関東大会千葉県予選会に出場するチームを決定するための大会でもあるので、一番大切な大会であると考えている。
女子は、県大会の出場枠が3つしかないために、どうしても二日目は4チームによるリーグ戦となり、3試合戦わなくてはいけない過酷な日程となる。
ここまでのランキングは、1位東金東、2位九十九里だったが、リーグ戦の初戦はその2チームがともに敗れる展開となり、最終的には2勝1敗が3チーム、3敗が1チームとなってゴールアベレージでの順位決定となった。
最終の試合、Aコート九十九里対東金東は2敗の九十九里が意地を見せて第1Qからリードし、最終Qも終了間際に10点リードしたが、最後に追い上げられて1点差で負けてしまった。Bコートではそれまで2勝だった豊海に大網が2点差で勝ち2勝1敗としたが、3チームが勝率で並んだために大網は、惜しくも連続優勝を逃す結果となってしまった。九十九里が勝っていれば2勝1敗は豊海と大網となり、直接対決で勝った大網となるところであった。
東金東
直前に部員の退団があったために、苦しいチーム構成になったようで、初戦は、第1Qから豊海にリードされる展開。、徐々に追い上げたが、最終Q大事なところでフリースローを落とし、5点差で負けてしまった。2戦目の大網戦は同じようなタイプ同士の戦いとなったがスピードで勝り快勝。ここでの大差が最後に優勝を決めた形となった。最終戦の対九十九里は、序盤から身長差で勝る相手のポストプレーに苦しみ前半は9点差を付けられたが、後半に入り7番のゴール前での合わせが決まりだし、後半最後に辛くも相手をとらえて見事に逆転した。
4番、5番、7番が好選手だが、この日は6番の活躍が目立った。
豊海
初戦の東金東戦、ランキング1位の相手に対して終始リードし、最後まで相手の追い上げを許さなかった。
2戦目の九十九里戦も終始リードし、危なげなく押し切った。ポストプレーで点を取られ5点差までは迫られるが、ターンノーバーがなく、ボールを保持した時は確実に得点に結びつけていた試合運びは見事だった。4番、6番の一線が相手のボール運びを苦しくさせて、攻撃面では5番が中心となり、8番のポストプレーも見せながら理詰めの攻めを見せてくれた。
誰の目にも3勝して優勝だと思われたが、3戦目は大網のボックスワンの奇襲に遭い、攻撃の要である5番が相手4番に押さえられ、次第に疲労してリズムが完全に狂い、それまでに出なかったターンオーバーを出し、大網に足元を掬われ惜しくも優勝を逃すこと
になってしまった。
大網
昨年度の優勝チームもちょっと小粒になり、1日目から見ているととても優勝には手が届かないと思われたが、見事な活躍で台風の目となった。1日目は松尾と前半終わって4対4、第3Q終わって9対8の試合を演じ辛くもベスト4に食い込み、二日目に臨んだ。
1回戦の九十九里に快勝。特徴はマンツーマンの守りで、攻めた後、相手ボールになった時の寄せが鋭く、ほとんど速攻を許さない。
2戦目の東金東戦は相手にスピード負けをした感じで、26点差をつけられて敗戦。
3戦目の2勝で最終戦に来た豊海には、ボックスワンという奇襲で相手の攻めの中心選手を完封し接戦をものにした。コーチの作戦勝ちというゲームだった。もし、九十九里が最終戦に勝っていれば、大網の優勝となるところだったが、土壇場で九十九里が負けてしまう信じられない結果で惜しくも3位となった。
良い選手がたくさんいたが、何といっても5番はすばらしい。4番、8番、9番も良かった。
九十九里
ランキング2位で優勝も大いにあると思われたが、まさかの3敗となってしまった。4番、6番、7番、9番が長身でポストプレーはすばらしく相手を十分に苦しめた。中でも6番はこれまでの大会から格段の進歩を見せてすばらしいプレーを見せてくれた。
最終の東金東戦では、タイプの違いから勝つ可能性が大きいのではないかという私の予想通り、すばらしい立ち上がりで相手を圧倒し、終盤でも10点差を付けて勝ちが見えたところまで相手を追い込んだ、ボールをキープできず惜敗してしまった。
最後に九十九里の笑顔が見られると思ったのに本当に残念だった。
男子 東金ドリーム
平成4年に学校が土曜日、月に1回お休みになったので、その受け皿として私が作ったチームである、今年度20年目に当たる節目の年にめでたく優勝できたことを私もうれしく思った。
成東戦は終盤もつれ、勝利が見えた瞬間にタイムアウト後、ロングパスから成東に逆転されたが、エンドから入れたボールを最後は7番が終了直前再逆転し見事な優勝を飾った。
決勝の長生戦も接戦となったが、5番、7番のコンビプレーが冴えて逆転し、相手の追い上げをかわし逃げ切った。2年決勝で涙をのんでいただけにうれしい優勝となった。4番、5番、7番がすばらしく、8番も献身的なディフェンスで勝利に貢献した。
長生ルシファーズ
一宮との同地区対決を制し決勝に進出。東金戦も前半をリードしたが、第3Qに0点で抑えられたのが響き、終盤5番のシュートで追い上げたが届かなかった。2点差の終了直前相手ファウルかと思われたが審判の笛はならず涙を飲んだ。
5番の能力はすばらしく、長いシュートも、フックシュートもうまく、ディフェンスもがんばる好選手で印象に残った。4番も良かった。
成東
最後まで東金を苦しめて6番のシュートで勝ったと思ったが、最後の守備でふんばれなかった。創部2年目での活躍は見事。
6年生が多いので部員集めが課題。
一宮
4番は173センチの長身選手で、運動能力も高く、この地区の大きな財産だと思った。もう少し丁寧なプレーをすれば、決勝進出もあったかと思う。5番も良かった。
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