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27年度 新人戦
男子 優勝 九十九里アパッチ
女子 優勝 正気ドリーム
この大会は32回目の開催となるが、32年前は毎日練習しても学校対抗の大会だけしかなく、発表の場がないということで私が作った大会で、現在豊海のコーチをなさっている篠崎氏の協力を得て二人三脚で作り上げてきたものである。
現在は大会が数多くあるが、各チームのコーチは子どもたちを育てるために、どの大会に出場するか熟慮する必要がある。
先日放映された、
NBA
で活躍したマグジー氏の奇跡のレッスンの中で、氏は、試合で子どもたちの技術は上がるものではなく、練習で磨かれるものだと言っている。試合ばかりしているのではなく、日ごろの練習を大切にして指導に当たってもらいたい。
この日も暖かかったが新人戦が始まると春が来たことを実感する大会でもあり、いろいろな意味で思い入れは深い。
男子は、九十九里、東金、成東の戦いかなと予想したが、大網もなかなか良かったし、みずほにも優れた選手を見つけた。
女子は、昨年同様に大会ごとに優勝チームが入れ替わる年度と予想している。この大会で二日目に進出した、正気、豊海、蓮沼、九十九里、東金東、大網、松尾、山武のほかに、一日目で正気と競り合った福岡鴇嶺、九十九里と接戦を演じた成東、素質では一番と思われる増穂など、優勝したチームも次の大会の組み合わせ次第ではベスト
8
に入れない可能性も出てきそうな情勢である。増穂はパス、ドリブル、シュートなどの基礎練習をきちんとすれば今後が楽しみである。
男子優勝 九十九里アパッチ
この大会は2年ぶり、そしてここ4年で3回目の優勝となり、アパッチ時代が来ていると感じられる。現在の中学1年生は県大会でベスト
4
の実績を残し、先日行われた東金商業杯でも2年生とともに出場し、優勝している。今年のチームは小柄ではあるが、試合前の練習ではドリブルに全力で取り組むなど、やる気に溢れている。
④のシュート力、⑦のスピードあるプレーが特に印象が残る。⑧は体格が良く動きの速さはないものの、パスカットからのランニングシュート、ミドルシュートなどで活躍しこのチームのアイドルとなっている。⑤⑥のミドルシュートも良い。⑭の小柄な鉢巻の2年生もランニングシュートに果敢に行っていた。
東金には苦戦したが順当な勝利となった。粗削りであるだけに伸びしろは大きいと思われる。大きな選手がいないのでディフェンスの強化も必要。
準優勝 大網ロケッツ
昨年度は長身選手を擁し郡内では年間を通じて負けなしであった。平成20年にも優勝を果たしているが、翌年は戦力がガタッと落ちて、今年もその二の舞かと思ったが、予想に反しパスのできる好チームであった。しかし、10人の編成となると、5人目以降の戦力がかなり落ちる。
④のパス、ランニングシュート、⑤⑦のジャンプシュートも良い⑦はディフェンスにも良いものを持っている。⑥のランニングシュート、⑩⑪も持ち味を出していた。
試合前のドリブル練習ではアパッチの練習の質と比べるとかなり落ちていた。ひとつひとつの練習に全力で取り組めばさらに個々の技術が上がってくるものと思う。
3位 成東オーシャンボーイズ
一日目に一位で抜けてきたので、東金、九十九里と三すくみになるのかと期待したが、やや元気がなく、大網に敗れ去った。④のジャンプシュート、⑤⑥⑨のランニングシュート、⑩のポストプレーが良い。平成23年には常に東金と競り合った好チームであったが、その時の水準を目標に練習に励んでもらいたい。優勝したチームと決定的な差があるわけではないので、次の大会が楽しみである。
3位 東金ドリーム
平成4年に土曜日がお休みになるということで、私が作ったチームであるが、その時に一緒にコーチとして参加してくれたのが昨年度から復帰した
F
コーチ夫妻で、さらに女子優勝の
K
コーチも当初のコーチである。
F
コーチの復活で今年度後半からチームの力がかなり上がってきている。④⑤が他チームと比べるとかなり長身でジャンプシュートが良く、決定力がある。⑧⑨のランニングシュートも良い。⑫の小柄な3年生のミドルシュートも良かった。⑨は九十九里戦の第2
Q
、相手⑦にかなりやられたが、最後にふたつ入れ返して挽回し、見ている方がほっとした。後半④⑤にシュートを撃たす作戦を取れば勝機は十分にあったと思われるが、コーチのコンセプトは、ボールを持った選手がとにかくパスでなくシュートまでいくということで、最後は追いつけなかった。しかし点差は10点以内で、スコアを確認していないが、50点は取っていたと思う。
女子優勝 正気ドリーム
K
コーチにとってのうれしい初優勝になった。彼は私の記憶では、平成元年からバスケットの指導に携わり、次第に基礎を身に着ける指導ができるようになり、ここ10年はチーム作りも上手になり、
S
コーチの協力も得て優勝争いにも加わってくるようになって、今回見事に優勝を果たした。
正気は、見た目ではとても優勝するチームには見えないが、④の超人的な活躍で予選・決勝までをほとんどの試合を僅差で競り勝った。予選の東金東・福岡鴇嶺戦は4点差、準決勝蓮沼戦が6点差、決勝豊海戦が1点差の勝利だった。
④は身長は高くないが、相手との間合いの取り方にすぐれ細かいフェイクを入れながら逆を取り、大げさに言えば常に相手5人を抜き去ってシュートを決めていく。ディフェンスも良く、まさに新人戦のクイーンというような活躍だった。
今回からルール変更があり、マンツーマンの推進に努めるという一項が要項にあって、そのルールも飛びぬけたエースがいる正気に有利に働いたともいえる。アイソレーションでゴール下を広く開け、④が相手をひとり抜き去ればカバーが間に合わないという展開がほとんどで、今後はいかにゾーンと取られないでゴール下を固めるかという対策が必要になってくる。また、連盟も各チームを集めての新ルールの研修が必要であろう。
④ばかりが目立ってしまうが、⑦が第2
Q
ではディレイゲームに持ち込み、相手の得点を最小限に抑える働きをし、⑨が時折ミドルシュートを決めて相手の出鼻をくじいていく。⑤の粘り強い守備もなかなか良い。⑩のミドルも見た。
準優勝 豊海マリナーズ
準々決勝山武戦は、土壇場で崩れ延長に持ち込まれたが辛くも振り切り、準決勝ライバル九十九里戦は後半突き放して決勝まで進んだ。決勝は結果的にみれば第1
Q
あまり攻め込まなかったことで接戦に持ち込み、惜しくも1点差で敗れはしたものの次のジェフカップに向けての手ごたえはつかんだものと思う。
④は今年度のチームの⑧だった選手で、6年生の中でも光っていたが、さらに新チームになってその攻撃力に磨きがかかった。正確なジャンプシュート、ミドルシュートでチームをけん引した。⑤はこれまでの⑪の選手で背も一段と大きくなって④とともにチームの中心である。山武戦では第4
Q
にフリースローを始め、攻守に崩れたが、準決勝・決勝ではよくがんばった。⑥は延長戦で相手に先制点を許した後の得点が光る。⑦はその後のフリースローをふたつ決めて山武を突き放した。
第3位 蓮沼ハッスル
準々決勝では、第2シードの大網を3点差で破り、準決勝では優勝した正気に6点差で敗れたが3位決定戦では、九十九里を破り3位に食い込んだ。④⑤だけが5年生で、第1
Q
にこの二人が出るので、第2
Q
は4年生だけの選手ががんばり少ない失点に抑えていく。低い姿勢でマンツーマンのディフェンスをしっかりする。④のランニングシュート、⑤のジャンプシュート、⑦⑧⑨の選手も良い。
第4位 九十九里スーパーウエーブ
6年生チームは、山武の混戦の中を抜け出し、1月の県大会ではベスト
16
まで残ってくれて山武の関係者を安堵させた。
新チームも堅いディフェンスで粘り強く守る。ライバル豊海に惜しくも敗れはしたものの、今後に期待を持たせる。④のゲームメイク、⑤のミドルシュート、ランニングシュートが良い。⑤は豊海戦の第3
Q
ブザービーターでロングシュートを決めて、これで勢いに乗って勝ち抜くかと思ったが突き放された。⑦のポストプレー、⑨のランニングシュートも良い。
これ以外のチームでは、女子、山武の④⑤、大網④⑥、東金東④⑤⑧、松尾④⑤⑥、そのほかに記録していなくて書けないが、福岡鴇嶺に2名、成東にも優れた選手がいた。男子は、みずほ④⑤⑩、
BC
⑤など。