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NORTH CUP 2023
男子優勝 CAPRICE
女子優勝 蓮沼ハッスルMBC
この時期に6年生中心の大会を開催することは、山武では、大網から始まり九十九里、東金と広がり最後にこの横芝光町周辺の北総エリアに根付いたと記憶しています。
この大会を創設したのは、現在主催者のM顧問で、当初、横芝光町体育協会バスケットボール部の主催であったこの大会は、数年前からNORTH CUP運営委員会の主催と変わり、7年目を迎えて各チームのご理解も得て安定した運営ができるようになったと考えています。
運営委員会には山武郡市の各チームから1名ずつ委員を出してもらい、さらに東総地区から八日市場MBCのE氏にも加わっていただいています。東総ミニ連との連絡・調整・情報の提供という面で、E氏の協力に対しては大変感謝しています。
今年度は、特に銚子までのチームがあるということで、予選では八日市場小・豊栄小の体育館を使わせてもらうことになりE氏はじめ、東総地区の関係者の方々にご尽力をいただきました。ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染拡大も収まって通常開催できるようになり、昨年度からやっと閉会式ができるようになって、今年は、私の講評も4年ぶりに復活しました。
各地区のライオンズクラブ、東総地域U12バスケットボール大会運営委員会、匝瑳市バスケットボールU12カテゴリー部会・山武ミニ連の後援を受け、子どもたちの健全育成のために手厚く支援がなされ、千葉トヨペット株式会社各支店様からも協賛していただき、他の大会には見られない、華やかで重厚な大会となっています。
閉会式には、来賓としてライオンズクラブの方々がお見えになり、寄贈していただいた他の大会と比べて格段に大きいメダルを選手かけてもらい、大会をさらに盛り上げていただきました。
私は、この大会には顧問として運営に携わってきましたが、数年前からは再度来賓として招待される立場となりました。
例年、男子は東総地区が強く、女子は山武が強いという図式でしたが、今年、男女ともに決勝は山武郡市と東総地区のチームの対戦となりとてもバランスの取れた大会となりました。
しかも、男女とも最終版まで、どちらのチームが勝つかわからないという、まれに見る接戦。大いにはらはらどきどきする大会にもなりました。。
男子優勝 CAPRICE
決勝
CAPRICE
65-55 九十九里
準決勝 CAPRICE 66-29 芝山
CAPRICEは令和3年度に優勝して以来2年ぶりの優勝で、2年前のチームはレベルの高い県大会男子の部でベスト4に入ったすばらしいチームだった。令和元年度も準優勝しているので指導者の力が非常に高いものと思われる。
準決勝芝山戦に快勝して、決勝は初めて山武のチームとして挙がってきた九十九里アパッチ戦。1Q 長身⑤、そして④⑧⑨のシュートで16-11でリード。第2Qは⑥が健闘するも押し込まれる展開で、前半を23-20の接戦で終了。第3Qは⑤⑥⑨の活躍で43-31、このクオーターで相手のエースが負傷退場となり、CAPRICEの勝利は揺るぎがないものと思われた。
しかし、第4Qに九十九里の5年生を中心とした捨て身の攻撃を受け、51-51でまさかの延長戦に突入。延長では⑤⑨⑪が躍動し相手を4点に抑えて振り切った。
⑥⑨⑪の鉢巻き軍団のレベルは高く、シュート、パスの精度がすばらしい。⑨は最初、赤鉢巻きだったのがいつの間にか白に換え気合を入れていた。長身⑤は味方からのすばらしいパスもあり、やはり威力抜群。④のディフェンス、パス、⑧のランニングシュートも良い。
何と言っても試合前のフットワークの練習が全力投球ですばらしい。練習を見ただけでチームのレベルが分かる。優勝に十分値する高レベルのチームだった。
準優勝 九十九里アパッチ
決勝 九十九里 55-65 CAPRICE
準決勝 九十九里 51-35 八日市場
まず、男子は圧倒的に東総地区が優勢で山武は相手にされない状況が続いていたが、よく決勝に進出して、しかももう少しで優勝というすばらしい戦いを見せてくれたことに賛辞を送りたい。
準決勝八日市場戦、立ち上がり相手エースに攻め立てられて④⑦⑨で応戦するが10-15の劣勢。第2Qは⑥⑧のシュートで26-19で逆転。後半次第にリードを広げ快勝。
決勝 CAPRICE戦。前半終わって20-19の接戦に持ち込む。しかし、第3Qは相手に圧倒されリードを広げられる。しかもそのクオーターで絶対的なエース④がまさかの負傷退場。もう九十九里は絶体絶命のピンチ。
しかしドラマはそこから始まった。第4Qは、小柄な5年生の⑥の突破からのランニングシュート、⑦のミドルシュートなどで、何とエースを欠きながら相手を混乱状態に陥れて延長戦に突入、 しかし相手の攻撃を受け⑦が反撃したが及ばず、惜しくも優勝をのがした。
6年生はふたりだけで、④は攻守に素晴らしい活躍。どんどん成長している。しかし、惜しくも負傷。第4Q出場させなかったのは、ベンチのファインプレー、将来を考えた措置。
⑥の小柄なファイターはスピードがありランニングシュートもとてもうまくなった。しかし持ち味はミドルシュート。これが実によく入る。この選手の闘志あふれるプレーを、私はとても気に入っている。
⑦のミドルシュートはすばらしい。延長でも押し込まれる中、2本のミドルシュートを決めた。ディフェンスをもう少し練習したい。⑤のもう一人の6年生はディフェンスでがんばった。⑧のディフェンスと時折入れるシュートが効果的だった。
3位 八日市場MBC
準決勝 八日市場 35-51 九十九里
八日市場は昨年度に4回目の優勝を果たしている東総地区の伝統ある老舗チーム。
今年の中心はどの選手かと伺ったところ④と⑤との回答があった。試合が始まると⑤が獅子奮迅の活躍でリード。しかし第2Qに反撃され19-26と逆転される。第3Qも粘ったがそれ以降九十九里の粘りのディフェンスに圧倒されじりじりと差を広げられて惜しくも決勝進出はならなかった。
⑤はすばらしい。かなり遠めのミドルシュートを次々に決めて見る人々を驚かせた。河村か比江島かという活躍だったが第3クオーター以降はランニングシュートなどは影を潜めた。
④小柄なキャプテンも俊敏な動きで相手をかく乱しシュートもうまい。⑥は相手エースにマッチアップして良く防いでいた。⑦の守りの頑張りもすばらしい。
第3位 芝山ビクトリーズ
準決勝 芝山 29-66 CAPRICE
本来ならば決勝に出て来てもおかしくないチームになるはずのチームだったが、中心選手が抜けて苦しいシーズンになった。しかし6年生6人が切磋琢磨し、今大会ではベスト4に進出。
強豪のCAPRICEに対し、気持ちで負けずに渡り合った。ノースカップの記録を見ても決勝に残った山武のチームがない中で、決勝は逃したものの大健闘。
⑧のシュート力、④のゲームメイクとミドルシュート、⑥のディフェンス、⑤のランニングシュート、⑦⑨も好選手。
5年生がいないので心配ですが、みんなで力を合わせてがんばってほしい。
女子優勝 蓮沼ハッスルMBC
決勝 蓮沼 40-38 共和 決勝 蓮沼 40-27 府馬山田
今年は山武では頭ひとつ抜けた存在であったが春のエースの怪我や、夏の体調不良によるサマーカップ欠場など大変な困難もあった。
夏のサマーでは山武は決勝に残れず寂しい思いをした。だから、今大会はとりあえず山武サマーで優勝した府馬山田を何とか破ってほしいと思い、朝、彼らを励ました。
準決勝府馬山田戦。第1Qエース④の活躍でリードするが、第2Qに反撃され18-17と肉薄された。
しかし第3Qに④⑧⑥⑤の活躍でリードを奪い最終Qも危なげなく乗り切って快勝。
決勝共和戦。第1Qは⑧⑬⑪⑨の活躍で9-6。第2Qもリードを広げた。しかし後半は④が防がれて得点は伸びず、第3Qは29-23で接戦に持ち込まれる。第4Qも劣勢が続いたが⑤が7点を入れる大活躍。2点差リードで迎えた残り3秒。ベースラインからの蓮沼のスローイン。ボールを入れてボールを抱えれば試合終了となるのでタイムアウトで指示を出すかと思われたが取らず。スローインがまさかのパスミス。相手にノーマークでシュートを打たれたが、これがわずかに外れ、平成20年度以来の2回目の優勝を果たした。
ここ5年、常にベスト4に入っていた山武が最終日に残れない中、孤軍奮闘して頑張ってくれた。
④が絶対的な攻守の要。この試合後半はシュートが決まらずに苦戦したが、ディフェンスやパスで貢献。⑤の終盤のがんばりすごい。⑥のボール運び、⑦⑧のゴール下のプレーも良い。
チームとしては、ディフェンスをよくがんばった。スクリーンからバックドアのプレーも良く鍛えられている。
準優勝 共和MBC
決勝 共和 38-40 蓮沼
準決勝 共和 36-34 八日市場
平成28年度に初優勝、最近でも優勝した山武に惜しくも敗れ決勝進出できなかった実績がある。山武サマーでは、府馬山田に決勝で敗れたが準優勝している。
準決勝 八日市場戦。東総の今シーズンのライバル同士の戦いは最後まで予断を許さなかったが、最終盤34対34の同点に追いつかれた後、⑦が見事なミドルシュート。相手の強烈なプレスを何とか凌ぎ決勝進出。
決勝蓮沼戦。リードされた後半は、相手エースを厳しいディフェンスで防ぎながら猛追。第4Qは⑥⑦のミドルシュート、④のシュートなどで猛追。終了間際に2点差に追いついた。相手ボールのベースラインからのスローインを取ってシュートをしたがわずかに外れ優勝を逃した。でも、そのシュートをはずした選手を責めることはできない。なぜならばそれまでにもっと得点を取っておけばよかったことだから。
⑤が攻守で大車輪の働き。視野も広くパスも的確で、ディフェンスもすばらしい。④のゲームメイク、⑥⑦のミドルシュート、⑪のリバウンド、ディフェンスはすばらしい。
基本に忠実でしっかりと守り、相手に簡単にシュートを打たせないディフェンスは見事。この日は選手がふたりいなかった中、コーチが言う通り簡単には負けないという見事な戦いぶりだった。
第3位 八日市場MBC
準決勝 八日市場 34-36 共和
まず、準決勝で共和と大激戦を行ったのにも関わらず、先日の講評で試合内容に触れなかったことを大変申し訳なく思います。
初日に山武のベスト4の横芝光と芝山を破り準決勝に進出。実力は相当高いことを見せてくれた。
準決勝共和戦。東総でもこの両チームは今年度接戦を演じているとの情報があった。この試合も前評判通り前半を終わって、17-14とわずかにリードしたが大接戦。第3Q終了22-20。
第4Qは反撃を受け逆転された最終版32-34で2点リードされていたが、ここでエース⑦のシュートが決まり34-34で追いついた。しかもバスケットカウントで1点リードするチャンスを迎えた。しかし、そのシュートが惜しくもはずれ、逆に相手のミドルシュートで勝ち越しを許し、惜しくも決勝進出はならなかった。
コーチの方のお話では、⑥⑦⑧が攻撃の中心ということだったが、⑦のステップイン、ランニングシュートは一級品。⑥のランニングシュートも良い。お話には出て来なかったが、④の突破やジャンプシュート、⑤のディフェンスランニングシュートも良い。
3位 府馬山田MBC
準決勝 府馬山田 27-40 蓮沼
このチームは、昨年度6年生不在で大変苦労してきたチームであると耳にしていたが、8月の山武サマーでは、共和を破り見事に優勝。
この日は、たぶんサマー当時④を付けていたエースが欠場で、苦しい編成になっていたと推測した。背番号ががらりと変わっていたので、④以外は確認を取るのが難しかった。
準決勝蓮沼戦。前半は⑧⑮の活躍で17-18と互角の展開。後半に入ると相手ディフェンスに押され次第に劣勢となり、第4Qの反撃も尻すぼみになり悔しい敗戦。
④のリバウンド、シュート、パスは、大人のプレー。⑪⑧⑮の攻撃力もすばらしい。
全員がそろっていれば、またすばらしいポストプレーやコンビプレーが見られたはずで残念。
大会を無事に開催できたことを喜んでいます。審判や大会運営など、たくさんの方々のご協力をいただきました。
遠い中、参加をしていただいた、チーム関係者・選手の皆さんにお礼を申し上げます。
いつも後援下さっているライオンズクラブの皆さんも大勢決勝戦に駆けつけていただき会場を盛り上げていただき、ありがとうございました。閉会式では、選手全員で来年も大きなメダルを出していただけるようお願いしました。よろしくお願いいたします。
来年度も同時期に開催されることと思いますので、東総地区・香取地区のチーム関係者の方々も、予定に入れておいていただければ幸いです。