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平成26年度ノースカップ
女子優勝 八日市場
MBC
男子優勝 ゲッツ銚子
第
9
回ノースカップに招かれて
この時期に行われる大会は、当初大網白里市が最初だったと思われるが、次第に東金、九十九里と広がっていき、最後にこの北総エリアで開かれることとなったと記憶している。大会にお招きをいただいて3年になるが、昨年度から男子の部が始まり、今年度は二日開催になるなどますます発展している。北総エリアは私も馴染みが薄いが、プログラムの表紙を見ると、横芝・山武・芝山・匝瑳・旭・銚子・多古と広範囲にわたっている。この大会の特色は何と言っても後援団体の豪華な顔ぶれである。山武市教育委員会・各地区のライオンズクラブ・東総ミニバスケット連盟・匝瑳市ミニバスケット連盟となっている。他に例を見ない大会だが、各団体が全面的な応援・協力体制で、子供たちの健全な育成を図るという目的が見て取れる。
今年の大会の参加チームを見てみると、過去2年と比べるとややレベルが低いと思われたが、女子では八日市場、蓮沼、カプリス、男子ではゲッツ銚子、多古と好チームがあり、好ゲームがたくさん見られ、今年も来て良かったと感じた。
女子優勝 八日市場
MBC
一日目のスクエアパス練習を見たときに、このチームは決勝までは来るだろうと予想して、すでにノートには注目選手を書いておいた。第5回大会優勝に優勝し、昨年度は準優勝で、私がこの大会を見始めてからは毎年ベスト4に入っている。大会が始まった当初は創部したばかりで、試合にはビブスで出場したというが、今では男女合わせて100人の部員が所属しているとのこと。少子化の今、めずらしいチームとなっている。傑出したゲッターはいないが、マンツーマンの安定した試合運びで順当な優勝となった。決勝の蓮沼戦は第
1Q
こそ苦戦したが、相手のわずかな隙を見逃さず、試合前に練習していた2対1からの速攻や、効果的な⑧のシュートブロックが出て次第に相手を追い詰めて勝利を収めた。④のゲイムメイク、⑤⑥のランニングシュート、⑦のパス、ほかに⑨や⑪のゴール下のシュートなど好選手がたくさんいた。
準優勝 蓮沼ハッスル
この大会では第3回、第4回大会に
Y
コーチの下連続優勝し、それ以来の久々の決勝進出となった。元々蓮沼は選手の質が良く、古くは
Y
先生の時代、また、次の
F
先生の時代にもかなり強力なチームであった。今年度山武ではベスト8のチームではあるが、見るたびに上手になっており、山武のチームなので、ひそかに応援をしたが力及ばず破れてしまった。準決勝のカプリス戦は緊迫した接戦になったが、同点の第4
Q
終盤に⑦⑥の連続ランニングシュートで勝利を収めた。⑤の長身プレーヤーがチームの中心でシュートは確実なものがある。⑥のランニングシュートはすばらしく、相手カプリスの⑥との6番対決は見ごたえがあった。④のランニングシュート、⑦⑧のミドルシュートも良い。銀メダルを取れて良かった。
3位 カプリス
名前を聞いたことがなかったのでかなり新しいチームだろうと推測したが、昔対戦の経験がある清水小や訪問したことがある明神小の選手がいて親近感を覚えた。ずらりと6年生が並び、層が厚い。このチームも第一日目の朝には決勝までは来るものと予想した。④のポストプレーはかなりの威力で得点力も高い。また、⑥のランニングシュートもすばらしい。準決勝で惜しくも敗退したが、決勝まで進んでほしいチームだった。準決勝は第1
Q
強力なゾーンプレスを展開したがこれを破られ、第4
Q
では緊張からか、簡単なシュートミスやバイオレーションが出て3ゴールに抑え込まれ敗退となった。3位決定戦では、敗戦のショックからか元気がなくちょっと残念だったが、辛くも白浜を突き放した。
⑤のミドルシュート、⑦の鋭いパス⑩のポストプレー、⑨も良い。
第4位 白浜
MBC
創部4年目で次第に山武でも力を出せるようになってきた。この日はライオンズ駅伝がありそちらに選手が出場したので、力を出せる状況になかったのは残念である。しかし、この駅伝大会で優勝したのはすばらしい。見るのも忍びないので
B
コートの試合を見ることにしたが、片目で時々見てみると、ミドルシュートを決めて善戦していたのが見てとれた。全体に小柄だがミドルシュートが良く、ドリブルなどのプレーもしっかりしている。⑧⑨の選手が目立ったが、このふたりは5年生だということで来年が楽しみである。⑤⑥⑦のランニングシュートも良い。
男子優勝 ゲッツ銚子
創部4年目、本大会初出場で優勝を果たした。ゲッツは取るという意味に捉えると優勝トロフィーを取ったのでその通りになったが、試合後コーチの方にチーム名の由来を尋ねると月曜日に練習していたからとのこと。ゲッツーーー。
⑤⑥⑦の3選手が長身で、試合後身長を尋ねてみると、165センチあるとのこと。しかも胸にはニューヨークとあったのでアメリカ人かと思ったが、もちろんそうではなかった。彼らの背中に背負われるランドセルはさぞ小さく見えることだろう。
⑤が特にドリブル、シュートともにすばらしく、そこから⑥⑦へ好パスが出るので止めるのは難しい。長生の大会では、11月の関東大会千葉県予選会でベスト
4
に入った九十九里アパッチを破ったとのこと。準決勝多古戦は前半23対
10
と引き離されたが、私が後半に見に行ってからは見事な攻守で逆転した。なぜ前半に大量リードされたか疑問であったが、決勝を見てみるとイージーなミスを連発していたので原因が判明した。決勝は必ずしも褒められた内容ではなかったが、順当に勝利し、初優勝した。④のスッテプイン、⑩のランニングシュートも良い。
準優勝 豊栄
MBC
準決勝八日市場戦では、相手の素早い攻撃にさらされたが、これを2点差で切り抜け、粘り強く戦って勝利を収め、決勝へ進んだ。前半の戦いぶりから勝敗は明らかだと考え、
B
コートの試合を見に行ったがそのご逆転したことを知り驚きもあった。⑤が中心でブロックシュートやルーズボールでの頑張りが目立つ、準決勝第4
Q
では⑤だけでなく④⑥⑧が次々とシュートを決め、八日市場を突き放した。粘りの本領は決勝でも発揮され、ゲッツを自分たちのペースに引きずり込み相手の力を出させなかった。
3位 多古
MBC
昨年準優勝、今年も好チームであったが、惜しくもゲッツに敗れ3位に終わった。ゲッツとの準決勝、前半
23-10
で折り返したが、後半はゲッツのゾーンプレス、高さに次第に受け身にまわり、最後は頑張っていた⑤も5ファウルで退場し万事休すとなった。接戦の第終盤、相手が最後にベースラインからのスローインで苦労していたので十分にチャンスがあった。④の長身選手のドリブルからのすばらしいパスやジャンプシュート、⑦のジャンプシュート、⑤のランニングシュート、⑥⑯も良い。ほかに5年生だと思われるが、⑪⑫が好選手でもっと見てみたいと思った。
第4位 八日市場
MBC
昨年度第1回の優勝チームで今年度も期待されたが3位に終わった。優勢に試合を進めていた豊栄戦、負けはないと私は判断したが、結果的に手痛い敗戦となった。前半にたくさん撃ったミドルシュートは悪いシュートはなかったもののことごとくはずれ、2点しかリードを奪えなかったのが敗因である。④のゲイムメイク、⑤⑥⑦がスクリーンをかけてのボール回しなど見ごたえがある。⑨のポストプレー、⑫のミドルシュート、⑪も良い。⑧のゲッターがけがで出場できなかったのが残念である。
本大会も良いチーム、良い選手をたくさん見ることができて、ノースカップに来てよかった。試合としては、準決勝女子、蓮沼対カプリス、男子、多古対ゲッツ。女子決勝八日市場対蓮沼戦が大変面白かった。機会があれば来年も観てみたいと思う。