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男子優勝 大網ロケッツ 女子優勝 蓮沼ハッスル(
2
年連続)
この大会は、関東大会「さざ波カップ」の千葉県予選会「市原ジェフカップ」に出場するチームを選考する山武大会として開催されている。本大会で女子は1位から3位までが、男子は優勝チームだけがジェフカップ予選に推薦される。
山武の女子は
3
年連続で抜きん出たチームがなく上位
8
~
9
チームのどこが優勝してもおかしくない混戦の状況を呈している。
緒戦の
12
月美杉カップでは、大網が準優勝。新人戦では、大網・蓮沼の決勝となり大網が優勝。
ベスト
4
は、この他に山武・横芝で、ベスト
8
は、九十九里・増穂・東金東・豊海だった。
今回は優勝チームが変わるだろうと予想されていたが、組み合わせの通り順調にベスト
8
が決まり、決勝は新人戦と同じ大網・蓮沼の対戦となった。ロースコアの接戦となったが、蓮沼が終盤のフリースローの入れ合いを制して見事
2
年連続優勝を飾った。
男子は、新人戦はみずほが九十九里を破って優勝。ベスト
4
は芝山
BC
ドラゴンズであったが、大網が主力のインフルエンザで一日目に敗退の波乱があり、・東金・成東を含めてどのチームが優勝するか混沌とした状況にあった。
大網は、主力がまたもや故障の情報があったが、何とか間に合い、決勝に進出して芝山を破って優勝を果たした。新人戦優勝のみずほは、絶対エースの
4
番が5ファウルで退場となり準決勝で姿を消した。
近いうちに山武各地で陸上大会が予定されていて、その練習の中でどのチームがコンディションを整えて試合に臨めるかが一つの焦点となった。
コーチの中からは、陸上練習を非難する声も聞かれるが、大局的に見れば体力向上や瞬発の向上など、次第に子どもたちのために良い結果となって表れてくるものだと思う。
男子優勝 大網ロケッツ
新人戦ではまさかの一日目敗退となったが、④のエースが復活し、2年ぶりの優勝を果たした。このチームは平成14年に私が作ったチームであるが、数年前までは、練習内容に物足りなさを感じていた。最近の試合前の練習を見てみると、ドリブルひとつを取ってみても全力で突く姿がみられ、日ごろの練習への取り組みが改善されていることが窺えた。
私が園長をしていた頃の園児が5年生になり活躍している姿を見ることができてうれしかった。そのうちの⑬は、準決勝の九十九里戦でも決勝の芝山戦でも相手エースの4番にマッチアップし懸命に守っていた。
決勝では、⑬から同じく園児であった⑫への見事なパスが出てランニングシュートが決まった場面があり感動した。
決勝の芝山戦では、前半で大きくリードしたが、後半間延びしてミスを連発し芝山の追い上げを許したところは反省点である。
主力は④でそのランニングシュートは実に美しい。ゲームを作ったり、ミドルシュートも上手で相手チームには脅威である。⑤も攻撃力があり好選手だが、ミスが多く芝山の反撃を受ける原因になったのは残念。その中で、芝山のペースを食い止めたのが、⑥の5年生でシュートが正確であった。
準優勝 芝山ビクトリーズ
新人戦ではベスト4に甘んじたが、今大会は準決勝で優勝候補のみずほを破り見事に決勝に進出した。決勝でも大量リードにも気落ちすることなく戦い僅差のゲームに持ち込んだのはすばらしい。
④の
O
ジュニアは、一時伸び悩んだ時期もあったが素晴らしい選手になった。ミドルシュートの確率は高く、ノーマークでは必ず決めてくる。ランニングシュートやジャンプシュートは、小柄なためブロックされることもあるが、叩かれることも予想してこぼれたボールを拾ってシュートをねじこんでくる。淡々とした中で闘志の溢れたプレーをして守りもがんばる。⑤のランニングシュートもすばらしいが、決勝はあまり目立たなかった。⑦のミドルシュート、⑧のランニングシュート、⑬もゴール下で拾ってシュートなども良い。
S
コーチの良い指導で大会のたびに選手が伸びてくるのはさすがである。
3位 九十九里アパッチ
新人戦は決勝まで進んだが、6年生は④一人の苦しいチーム編成で、大網の④⑤⑥の攻撃を食い止めることができずに涙を飲んだ。
その中ではやはり④のエースが獅子奮迅の活躍を見せて、ロケッツ戦は22点を取り、最後まで相手は止めることができなかった。
収穫は④以外の選手が技術を高めてきていることだろう。⑤のゲームメイク・ランニングシュート、⑥のランニングシュート、⑦⑩のミドルシュートも良い。
3位 みずほシューティングス。
準決勝の芝山戦では、前半互角の戦いとなったが、エースが第3
Q
でファウルアウトし、チームは⑤⑥を中心に懸命に戦ったが大差の敗戦となってしまった。
第1
Q
④は芝山のエース④にマッチアップしたが、3つのファウルを犯し、その後の戦いを苦しくしてしまった。コーチの早めの対応が欲しかったが、本人も自分がいなくなったらチームがどうなるかが改めてわかったと思うので今後に期待したい。しかし、ファウルは相手の攻撃をどうにかして食い止めたいという気持ちの表れでもあるので責めることはできない。ファウルが
0
の選手よりずっと良い。
⑤はスティールがうまく、そこからランニングシュートをよく決めていた。⑥の5年生は相変わらず上手だが、新人戦での輝きと比べると期待が大きかっただけに少し物足りなかった。⑦のパスとランニングシュートも良い。⑨も第2
Q
終了間際のゴール下のシュートも印象に残る。
女子優勝 蓮沼ハッスル
新人戦では、決勝の大網戦で前半にリードを許し、ディレイゲームに持ち込まれて悔しい敗戦となったが、地元開催で見事に雪辱を果たし、うれしい2年連続優勝となった。
新人戦と同じ顔合わせになった決勝の大網戦は、まず第1
Q
で相手エース⑤に簡単にシュートを許さなかったことが、ロースコアに持ち込み逆転優勝を飾る一因となった。
準々決勝山武戦は相手⑤⑥⑦の正確なミドルシュートに苦しみながら、その都度エース④がポストプレーやリバウンドシュートを決めて相手のペースを断ち切り、最後に突き放して勝利。
準決勝横芝戦は、やはり前半苦しみながらも後半に地力を発揮して決勝へと駒を進めた。
決勝の大網戦は、前半6対10のロースコアで始まり、第3
Q
で新人戦と同じく離される展開となった。相手が時間をかけて攻める中、また同じ繰り返しで届かないかと思われたが、なんとか20対20に追いついた。終盤残り1分を切った頃から1点差の攻防が続いたが、双方フリースローで逆転につぐ逆転の展開となった。最後は④、そして⑨がフリースローを正確に決めて試合が決まった。この緊張の中、5年生の⑨は
2
投ともよく決めて勝利に大きく貢献した。
試合展開の中で、ルーズボールをむしり取られて
2
本決められたシーンがあったが、下手をすると致命傷になるプレーであった。これが反省点。
この日の主役は④で苦しい展開の中正確なシュートをよく決めていた。⑤は鋭い動きでシュートを決めるが、この日はややシュートミスが目立ったのは残念。⑥のランニングシュート、⑦のジャンプシュート、⑨のリバウンド、ポストプレーも良い。
準決勝 大網ビッグネッツ
このチームは私が
10
か月教えていたことがあり、また、私の英語教室の生徒が現在
4
人いるのでつい応援してしまうが、残念ながら悔しい戦いになってしまった。しかし、このような試合展開は、時間が来た時にたまたま相手が
1
点上回っていたと考えて、気持ちを切り替えることが必要。
新人戦に優勝した時の講評で追われる立場は苦しいという話をしたが現実となってしまった。この日は
3
試合とも相手と互角の戦いを強いられ、それでも苦しみながら決勝まで進み、その試合も勝利目前まで行ったことは称賛に価する。
準々決勝増穂戦は、相手にガードの新加入選手があったことと、高さに苦しめられ前半はリードされるが、後半やっと振り切って勝利。
準決勝豊海戦は、後半終了間際まで同点の大接戦だったが、⑥がフリースローを
2
本決めて辛勝。⑥は殊勲賞だが、大事なところでトラベリングやシュートミスがあり手放しでは喜べない。⑤のランニングシュートはすばらしく左手のシュートも身につけている。第
1Q
でこのシュートが決まりだすと手が付けられない。④は第
2Q
以降に出てくるが、ポストプレーや⑤との合わせのプレーがうまい。準決勝・決勝は④の正確で柔らかいジャンプシュートでの活躍が目立った。⑥は守りが固いがシュートも硬い。この選手の得点が伸びると大網はもっと強力になる。⑦の守りとスクリーンアウトは忠実である。しかし、ほとんどシュートがない。⑨は何本かシュートを決めていた。⑦⑨の成長も収穫であったが、その他の
5
人も含めてその成長が今後も課題である。
3位 豊海マリナーズ
新人戦では横芝に
10
点差で敗れベスト
8
に甘んじたが、準々決勝東金東戦は、闘志あふれるプレーで特に後半は相手を圧倒し見事にベスト
4
に進出。
準決勝の大網戦でも序盤リードされるが徐々に挽回し、終了間際に同点とし決勝も見えてきたが、最後に相手のフリースローで惜しくも敗戦となった。
しかし、3位決定戦では、新人戦で負けた横芝に雪辱を果たし、県大会の出場権を獲得。活躍を期待したい。
相手ボールになった時の寄りが速く、気迫があった。
気になったことは、大網戦、長身④が相手の攻撃的ではない選手にマッチアップしていたので、マンツーマンにするには高いところにおびき出されてしまい、この選手がカバーに回ることができなくなっていた。相手の④に付けていれば、カバーもしやすくなり、相手が離れれば相手の攻撃も半減されたのではないかと思った。
⑧⑩⑮が非常に攻撃的で、ランニングシュートをよく決めていた。これに④のポストプレーや⑥のリバウンド、ジャンプシュートがからんでくる。⑤の守備も良い。
4位 横芝スマイル☆ガールズ
新人戦では初めてベスト4に入り、周囲を驚かせた。今まで上位に来たことがなかったので、このまま他のチームの追い上げを許しじり貧になってしまうのではないかと心配したが、見事に九十九里に競り勝ってベスト4入賞したのはすばらしい。惜しくも3位決定戦に敗れ県大会出場は逃したが、十分に価値のある戦いだった。
準々決勝九十九里戦は第2
Q
終了間際、④は相手の一瞬の隙を見逃さずスティールし、ブザービーターのランニングシュートを決めた。この点が勝敗を分けるのではないかとその時思ったが、案の定その点差が効いて試合が決着した。
⑤の能力は素晴らしく、プレーは鋭くランニングシュートは脅威である。⑥⑨のポストプレー、⑦のランニングシュートも良い。⑩⑫のプレーも印象に残る。
能力の高い選手が多いので、チーム力を高めてさらに向上してもらいたい。
今後のサマーカップ・オータムカップに向けて、女子では、二日目に残ったチーム以外に蓮沼に43対33で敗れた山武、横芝に32対29で敗れた九十九里、大網に27対21で敗れた増穂、豊海に25対22で敗れた東金東、初日で惜しくも東金東に敗れた美杉などが絡んで大混戦が予想される。
男子は、今回二日目に残れなかった東金ドリーム、
BC
ドラゴンズなどを含めた、6チームの今後の戦いが楽しみである。