大網白里市ミニバスケット春季大会
女子優勝 白里 男子優勝 大網ロケッツ
女子優勝白里
部員の減少から今年度いっぱいで解散ということを聞いているが、身長の高いセンターを中心に、自分たちの特徴を生かした試合運びで見事に優勝を飾った。
決勝は両チームとも3試合目という疲れからか、動きがにぶく見所がない、レベルが低い試合となってしまった。最初から僅差のゲームとなったが、終了寸前に増穂が追いつき、さらに延長かと思われたときに、白里センターの⑥がシュートを決めて白里が接戦を制した。
最高殊勲選手は白里⑥で増穂の小さい選手の速攻をすばやく止めて再三ピンチを防いだ。
⑤のミドルシュート⑧のゲームメイク、⑦の攻撃力、⑨などの動きが増穂より勝った。
第2位増穂
優勝候補筆頭と見られたが、2月の新人戦に続いて白里に敗れてしまった。モチベーションが低く、プレーに覇気が見られない。だらだら戻るような怠慢プレーがあり、破れるくべくして敗れた。
⑤⑧のガード陣は、ドルブルの思い切りがない。また味方の攻撃のときに次への備えがないために簡単に速攻を許してしまう。④⑥のセンター陣は威力があるが、連携がなく連動した動きになっていない。⑦はカットインに良いものを持っているが、決勝では切れ味を見せられなかった。
試合前のアップには全く鋭さがなく、相手に侮られてしまう。
新たに加わった5年生が伸びればチーム力はアップする。
3位大網東
やっと戦力が整いよい選手が育ってきたが、ここから勝てるチームに脱皮するにはまだ修正が必要である。1対1での攻守の強さが求められる。ゴール前マンツーマンから抜かれた時のディフェンスについてコーチが指導しているのはわかるがそれが遅い。
スクリーンアウトや相手ボールになったときの止め、戻るときにボールを見るなどのプレーを大切にしたい。④⑤⑥⑨が良い。⑩のディフェンスは地味だが光る。
3位瑞穂
ダブルドリブルは例年気になる。小さいプレーヤーがリバンドの意欲があり良いことだが、守りへの備えがなくなるので、相手ボールになった時の戻りが遅いので、速攻を度々出されてしまう。④のスピード、ランニングシュート、⑤のランニングシュート、⑥のバックターン⑧、⑩、⑫の選手が良い。
季美の森
6年生が一度に抜けたのでチーム編成が苦しい。全員で攻める意欲があるが、次の守りの意識がないので速攻をされてしまう。試合をする中で、白里⑥を後半はよく守れるようになった。小さい⑭も泣きながらもよくやっていた。
大網
全敗となったが、このチームが一番面白かった。関東を制したコーチを擁するので、上級生のプレーはすばらしい。⑤が攻守にわたり活躍。④のドリブルもお手本となる。
⑬⑮の3年生もレギュラーでルーズボールを頑張ったり、シュートへの意欲を見せていた。
この3年生が5年生になったとき、郡の優勝レベルにあれば、再度県のベスト4が見えてくる。
男子優勝大網ロケッツ
優勝はしたが、その持っているポテンシャルからすれば物足りない。決勝でも相手④に再三やられてしまった。
先の新人戦ではアパッチに逆転負けをしたが、ひとつひとつの練習の精度を上げていけば、能力も高く、背も高く、6年生も多いので期待できる。
⑨は長身でワンハンドキャッチができてシュートも柔らかい。ただ時折弱気になりリバウンドしてもボールを戻してしまうプレーが再三あった。
決勝の立役者は⑩で後半は攻守に大活躍した。④⑤⑦⑬⑰が良く、⑧は素質は十分と見られるのできちんとしたジャンプシュートを習得してほしい。
ジェフカップ予選までにあと1ヶ月あるので、ぜひアパッチに勝ってほしい。
第2位瑞穂シューティングス
増穂GETYOUが加わって、新しいチームができた。何と言っても④Rikuto すばらしいプレーで次々と得点し相手を苦しめた。誰に教わったかというと、私から。Rikuto is from GET YOU.他の部員のレベルが低いので④をお手本に練習を進めてほしい。⑦はスピードがあり期待できる。⑨⑩が良い。
3位 白里BB
かつては郡優勝もあるので、このところの低迷は残念。
しかし、Nコーチに教わっているので、戦術には見るべきところがある。④-⑮-④や⑤-⑦-⑤の攻めが良い。⑥は柔らかいシュートで面白い。くりくり坊主の小さい子も出てきた。
4位 ドラゴンズ
上級生が少なくなり、チーム構成が苦しい。
相手ボールになったとき、ディフェンスの戻りが遅く、ボールも見ていないので、戻っているようでも相手のカットインを許してしまうことが再三あった。
④のランニングシュート、⑤のミドルシュート、⑥⑦の選手も良い。
辛口の講評になったが、大網ミニバスケット連絡協議会では、5月の連休にも大会を予定しているので、その時に成長した姿を見せてほしい。
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