中学総体観戦記
7月に一時帰国する際に総体の観戦を考慮して日程を組んだので、たくさんの試合を見ることができました。
中学校の大会は、毎年できるだけ見るようにしています。今年は特に私が教えた子どもたちが男女ともに多数出場するので楽しみに観戦させていただきました。舞台の一番良い席で見させていただきましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
毎年県サマーフェスティバルの時期と重なるので、仕方がないのですが、ミニバスの指導者や子どもたちにもぜひ中学生の試合を見てほしいと願っています。
男 子
男子は、白里中学校の独壇場で追随するチームはありませんでした。U君、I君、O君の3人がパスカットやスティールで面白いように得点を重ねていました。美しいプレーだと思いました。今更ながら基本の大切さを感じます。松戸に行った長身のS君がいたら県大会でも活躍できたと思います。そのほかに小さい頃はあまり活躍できなかったY君がいい味を出していました。ふたりのS君、T君、I君たちのなつかしい姿もあり、2年生のT君も活躍していました。2年生、1年生にも優れたプレーヤーがいるので楽しみです。
今年は、東金ドリーム、芝山が良いチームなので来年から中学校での男子の戦いが楽しみです。
女 子
女子は白里、九十九里、大網、増穂の優勝争いになるであろうという予想だと聞いていましたが、東金東中、横芝中もすばらしいチームでした。
優勝は、増穂中学校で顧問はK先生。昨年男子優勝の東中を一昨年まで指導してましたが、転任のため初優勝は今年に持ち越されました。
決勝は、対大網中。試合のポイントはふたつあったように思います。ひとつは、第2ピリオド増穂の2年生エースYさんが二つ目のファウルを犯したのでたまらずベンチに下げた場面。点差は若干増穂リード、どれくらいの点差で凌げるか、どこまで彼女を出さないで我慢できるかが焦点となりましたが、結局最後までベンチに置いてしかも代わりに出たプレーヤーのがんばりで4点のリードでハーフタイムを迎えました。よく我慢ができたと感心しました。
二つ目は、第3ピリオド、ベンチから出た2年生エースと大網中の1年生Mさんのマッチアップとなった場面。小学校時代に同じチームの先輩後輩の関係にあったふたりの対決は、先輩が燃えに燃えて本来の実力を発揮し、獅子奮迅の活躍で、第3ピリオド開始直後に一気に18点差まで広がり勝負がつきました。大網中は10点差まで詰め寄る場面もありましたが、最後は20点くらいの差で終了。
大網中は、エースガードのIさんが大会前に骨折し、何とか間に合いましたが、完全な調子ではなかったのが残念です。1年生のMさんは小学校時代のがんばりと同様の大活躍で来年も楽しみです。春優勝の白里中を破ったのは素晴らしかったです。
春優勝の白里中は、個人プレーはさすがにすばらしいものを見せてくれましたが、頼みの3点シュートが入らず準決勝の大網中戦は終始リードを許す苦しい展開となりました。第4ピリオドに2点差に迫る意地を見せましたが、結局同点までには追いつけませんでした。前日東中に苦戦した状況をこの試合でも引きずってしまったように思います。T姉妹、K、Oもよくがんばっていました。
九十九里中は、対増穂戦の第2ピリオド、2年生エース、長身のNさんの大車輪の活躍で試合を逆転しこのまま九十九里のペースとなるかと思われましたが、第3ピリオドに再逆転され涙を飲みました。増穂は逆転された場面では、足が止まり何もできない状態だっただけに、九十九里は与えられたチャンスを生かせなかったという試合でした。
そのほか横芝中が印象に残りました。実績のあるS先生の指導の下、久しぶりに部員も集まって、マンツーマンの粘り強い守備を見せてくれました。上堺で活躍した子どもたちが入部したと伺いました。観覧席での試合を見るマナーも素晴らしかったです。来年の活躍が楽しみです。
東中は対白里中戦、終始リードしながら最後に追いつかれて惜敗しました。粘り強い守備から速い攻めで白里に主導権を与えない試合運びで、九分九厘勝利は東中とだれもが思いました。バスケットに勝って勝負に負けたという悔しい敗戦です。10点以上の差がついてもおかしくない試合でした。4番の5ファウルからシュートが消極的になったのは残念です。I先生の指導もさすがだと思いました。
中学校の大会は、毎年できるだけ見るようにしています。今年は特に私が教えた子どもたちが男女ともに多数出場するので楽しみに観戦させていただきました。舞台の一番良い席で見させていただきましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
毎年県サマーフェスティバルの時期と重なるので、仕方がないのですが、ミニバスの指導者や子どもたちにもぜひ中学生の試合を見てほしいと願っています。
男 子
男子は、白里中学校の独壇場で追随するチームはありませんでした。U君、I君、O君の3人がパスカットやスティールで面白いように得点を重ねていました。美しいプレーだと思いました。今更ながら基本の大切さを感じます。松戸に行った長身のS君がいたら県大会でも活躍できたと思います。そのほかに小さい頃はあまり活躍できなかったY君がいい味を出していました。ふたりのS君、T君、I君たちのなつかしい姿もあり、2年生のT君も活躍していました。2年生、1年生にも優れたプレーヤーがいるので楽しみです。
今年は、東金ドリーム、芝山が良いチームなので来年から中学校での男子の戦いが楽しみです。
女 子
女子は白里、九十九里、大網、増穂の優勝争いになるであろうという予想だと聞いていましたが、東金東中、横芝中もすばらしいチームでした。
優勝は、増穂中学校で顧問はK先生。昨年男子優勝の東中を一昨年まで指導してましたが、転任のため初優勝は今年に持ち越されました。
決勝は、対大網中。試合のポイントはふたつあったように思います。ひとつは、第2ピリオド増穂の2年生エースYさんが二つ目のファウルを犯したのでたまらずベンチに下げた場面。点差は若干増穂リード、どれくらいの点差で凌げるか、どこまで彼女を出さないで我慢できるかが焦点となりましたが、結局最後までベンチに置いてしかも代わりに出たプレーヤーのがんばりで4点のリードでハーフタイムを迎えました。よく我慢ができたと感心しました。
二つ目は、第3ピリオド、ベンチから出た2年生エースと大網中の1年生Mさんのマッチアップとなった場面。小学校時代に同じチームの先輩後輩の関係にあったふたりの対決は、先輩が燃えに燃えて本来の実力を発揮し、獅子奮迅の活躍で、第3ピリオド開始直後に一気に18点差まで広がり勝負がつきました。大網中は10点差まで詰め寄る場面もありましたが、最後は20点くらいの差で終了。
大網中は、エースガードのIさんが大会前に骨折し、何とか間に合いましたが、完全な調子ではなかったのが残念です。1年生のMさんは小学校時代のがんばりと同様の大活躍で来年も楽しみです。春優勝の白里中を破ったのは素晴らしかったです。
春優勝の白里中は、個人プレーはさすがにすばらしいものを見せてくれましたが、頼みの3点シュートが入らず準決勝の大網中戦は終始リードを許す苦しい展開となりました。第4ピリオドに2点差に迫る意地を見せましたが、結局同点までには追いつけませんでした。前日東中に苦戦した状況をこの試合でも引きずってしまったように思います。T姉妹、K、Oもよくがんばっていました。
九十九里中は、対増穂戦の第2ピリオド、2年生エース、長身のNさんの大車輪の活躍で試合を逆転しこのまま九十九里のペースとなるかと思われましたが、第3ピリオドに再逆転され涙を飲みました。増穂は逆転された場面では、足が止まり何もできない状態だっただけに、九十九里は与えられたチャンスを生かせなかったという試合でした。
そのほか横芝中が印象に残りました。実績のあるS先生の指導の下、久しぶりに部員も集まって、マンツーマンの粘り強い守備を見せてくれました。上堺で活躍した子どもたちが入部したと伺いました。観覧席での試合を見るマナーも素晴らしかったです。来年の活躍が楽しみです。
東中は対白里中戦、終始リードしながら最後に追いつかれて惜敗しました。粘り強い守備から速い攻めで白里に主導権を与えない試合運びで、九分九厘勝利は東中とだれもが思いました。バスケットに勝って勝負に負けたという悔しい敗戦です。10点以上の差がついてもおかしくない試合でした。4番の5ファウルからシュートが消極的になったのは残念です。I先生の指導もさすがだと思いました。