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29年 山武サマーカップ
男子優勝 レッドサンズ 女子優勝 蓮沼ハッスル
第1
7
回を迎えたこの大会は、他地区のチームとの交流・親善、また山武地区のチームのレベルアップを目的として、千葉、長生、夷隅、香取、印旛、東総からチームを招待して行なわれている。
山武地区は、現在の中学
3
年生が
6
年生だった
3
年前は、
1
月の県大会で、女子は東金東が準優勝、男子は九十九里アパッチが3位の成績を残したが、他地区のレベルの高いチームに揉まれて、学ぶことができる、この大会の成果の積み重ねであったとも言える。
山武の実情を言えば、ここ
3
年間は男女共にレベルが低い状況が続いていて、特に男子は、二日目は全部他地域のチームになってしまった。
今大会で学んだことを今後に生かしてほしい。
女子は都賀・みつわ台が有力と見られていたが、蓮沼・大網・九十九里等の頑張りで、決勝は山武のチーム同士の対戦となり、ほっとしているところである。
男子 優勝 レッドサンズ
山武サマーカップには毎年のように参加してくれて、すばらしいプレーをいつも展開している。今年の優勝で
3
回目となった。
長身の選手はいないが、プレーの技術は高く、ディフェンスがしっかりして、抜かれてきた時のカバーを忠実に行っている。選手では⑥のパスやシュートが優れている。
④のスクリーンから⑥が仕掛けて④にパスするパターンは見事である。④は決定力がある。⑤⑧のランニングシュート、⑦⑩のミドルシュートも良い。⑤⑦⑪の坊主頭も新鮮でプレーの切れ味も鋭い。
決勝一宮戦は良く言えば、お互いの良さを消し合った戦いとも言えるが、見方によっては凡戦にも見えたが突き放して優勝を勝ち取った。
準優勝 一宮ミント
準決勝は、優勝候補の成田に対して激しい固い守りで粘り切り、
1
点リードされた終了間際⑦の奇跡的なブザービーターのジャンプシュートで破り決勝に進出。決勝では終盤相手を追い詰めたが惜しくも届かなかった。
何といってもベンチ。コーチの選手への励ましや盛り上げがすばらしい。決勝はかなりミスも多く、シュートがことごとくリングに嫌われ選手を叱っても仕方がないようなゲーム内容だったが、試合終了後も選手に対して温かい励ましの言葉をかけていたことに感動した。
美杉カップに毎年のように参加し、お手本のような高い技術を見せている。今回は全員で懸命に守るすばらしい守備を展開してくれた。
④がゲームをコントロールし、シュート力がすばらしい。⑥⑦のランニングシュート・ジャンプシュートも良い。⑨の積極的な仕掛けも良いが、決勝では空回りが見られた。⑤はデフェンスに優れ、⑬⑯の小柄な4年生も頑張る。
3位 成田ボンバーズ
昨年度の優勝チームで、今回も優勝候補ナンバーワンと私は思っていたが、準決勝で一宮の激しい守りと、終了とほとんど同時のシュートを決められ涙を飲んだ。
④はゲームをコントロールするとともに抜群のシュートセンスを持っていて、一宮戦終了間際1点ビハインドの状況の中で時間を使いながら冷静にミドルシュートを決めた。誰もがこれで成田の勝ちだと思われたが、まさかの敗戦となった。
⑨のポストプレーがうま味で、ここから攻撃が展開される。⑤のシュート力は素晴らしい。⑥のスティール、⑩のランニングシュートも良い。
山武のチームのお手本となるような技術を展開してくれたことに感謝したい。
3位 豊栄
MBC
監督さんのお話では東総地区の4位ということだったが、初日にみずほ・山王を破り最終日に進出。
長身⑱のポストプレーを中心に、④のゲームメイク・ランニングシュート、⑤⑦のランニングシュート、⑥のリバウンド、ポストプレー⑨のミドルシュートなどで食い下がったが、レッドサンズに敗れてしまった。後半は善戦。
女子優勝 蓮沼ハッスル
MBC
緒戦山武戦は、⑧が再三シュートを落とし、次第に焦りから全員が浮足立って大苦戦。しかし第3
Q
以降次第に落ち着きを取り戻した⑧が10点を取って、終了間際に逆転し1点差で辛くも勝利した。勝ったというより再三のフリースローを落とした山武に救われたような勝利だった。
準決勝の九十九里戦も前半互角の戦いで、リードした後半も追い上げられる展開となったが逃げ切る。
決勝大網戦は今シーズン新人戦・ジェフカップ予選に次ぐ3度目の決勝での対戦。
新人戦は大網、ジェフカップ予選は蓮沼が優勝したが、今回も接戦となりながらも蓮沼が逃げ切って平成20年度に次ぐ2回目の優勝を果たした。
第3
Q
相手のノーマークランニングシュートが落ちた後に逆襲でランニングシュートを決めたプレーから⑤のシュートが決まりだし、何回も練習したであろう見事なサインプレーが2本決まり、これが決め手となって大網の追い上げをかわした。
④のゲームメイク・ジャンプシュート、⑤⑦のジャンプシュート、⑥のディフェンス、⑯のポストプレーも後半に効果的に出た。⑮小柄な選手のミドルシュートも良い。
準優勝 大網ビッグネッツ
初日の美杉戦は、全体に動きが悪く、いつもはすばらしい守備を見せる⑤が相手のスピードについていけず、全体的に崩され相手のエースに次々と決められて敗戦寸前に追い込まれ、最後にようやく振り切って辛勝。
二日目は気持ちも動きもリフレッシュされ、準決勝みすみ戦・準決勝都賀の優勝候補2チームを破り決勝に進出しまたもや蓮沼との決勝戦となった。
都賀戦、長身で運動能力が高い選手たちに対し、闘志あふれるプレーで対抗。相手の攻撃を激しい守備で食い止めると同時に、攻撃では、⑧がゲームをコントロールし、要所でランニングシュートを決めるなど、勝利の立役者となった。④も体をはった守備、そしてジャンプシュートで得点。
決勝蓮沼戦は、いつもと同じように接戦の展開で、前半は16対16の同点。第3
Q
に得点チャンスを逃し逆襲を受けて得点差を付けられた。それでも最後まで粘り2点差まで詰め寄ったが惜しくも及ばなかった。
蓮沼のゴール前を固める守備に苦戦したが、作戦もあったと思うがミドルシュートがなく相手を崩せなかった。
⑤の守備はこの日はいつものように良くなり、⑥もランニングシュートで活躍、⑦の守備・ランニングシュートも良い。⑨⑪が成長するとチーム力が高まるであろう。
3位 都賀ビクトリーズ
県サマーフェスティバルでは、予選リーグ4勝で、トーナメントでも決勝まで進んだ谷津に惜敗した内容から、今大会の優勝候補ナンバーワンと見られていたが、準々決勝の豊海戦で第3
Q
で5点のリードを許す展開となって苦戦し、その疲れもあったのか大網の粘り強い守備を崩せずに惜敗した。
④のシュート力・パスが秀逸、⑦のポストプレー・ブロックは強烈、⑤のゲームメイク、⑧の速攻への飛び出し、時折見せる⑩のポストプレーも効果的だった。
落胆せずに1月の県大会に向けてさらに練習に励んでほしい。
3位 九十九里スーパーウエーブ
初日は、増穂・みつわ台と対戦する死のブロックに入ったが、見事に2勝して二日目のトーナメントに進出。その緒戦、前回ベスト
4
入りを阻まれた横芝に苦戦しながらも振り切って見事にベスト4に食い込んだ。次の山武オータムカップの組み合わせを考えると有利なポジションが取れるようになった。
準決勝蓮沼戦も互角の展開であったが、惜しくも及ばず3位に留まった。
④のゲームメイク、⑤のジャンプシュート・ミドルシュートなどシュート力、⑥の守備とジャンプシュート、⑦のポストプレー、⑧のランニングシュート、5年生⑨のジャンプシュートも良い。
大会を振り返ると男子は、山武地区が二日目に進出できなかったが非常に残念だった。
しかし、女子は予想に反し、大網・蓮沼が九十九里などが他地区の有力チームを破ってくれて山武も今後の大会に向けて明るい見通しとなった。
敗れたチームの中で、美杉は大網に果敢に挑み、⑤が相手⑤のディフェンスを崩し、④が得点を重ねてほとんど圧倒したが及ばなかった。
山武は蓮沼に対しディフェンス、忠実なスクリーンアウトなどで、最後までゲームを支配したが、獲得したフリースローをことごとく外してしまい、逆転を許してしまった。
この両チームが勝ちあがったら結果はどうなっていたのか興味深い。
横芝は、⑤の活躍でよく九十九里を苦しめたが、5人すべてが攻撃的ではなかったため、力を結集できなかった。
豊海は、優勝候補の都賀に対し健闘し、第3Q終了時は、5点差をつけてリードしたが、第4Qに失速し、反撃を許してしまった。
遠くから参加して素晴らしいプレーを見せてくれた近隣チームのコーチ、選手の皆さんに感謝をしたい。
9月からは山武ミニ連の今年度最終戦オータムカップが始まるが、今回の結果に一喜一憂せずに有終の美を飾るべくこれからの練習に励んでほしい。
女子は全くの混戦で予想はつかないが、有力チームとして考えられるのは、蓮沼・大網・九十九里・豊海・横芝・山武・東金東・増穂・美杉といったところで、組み合わせが非常に難しい。
男子は、大網・みずほ・芝山・九十九里・東金・成東の争いか。いずにしてもこちらも予断を許さない。
楽しみにしています。