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令和6年 第40回 新人戦
男子 優勝 九十九里アパッチ
女子 優勝 芝山ビクトリーズ
この大会は40回目の開催となる。
残念ながら37回大会、38回大会はコロナ感染拡大で中止となり、昨年、39回大会が3年ぶりの開催になり、今回を迎えています。しかし、下火になったとは言え、コロナもまだしぶとく広がり、加えて今回はインフルエンザが流行し、女子では有力チームの蓮沼が欠場になりました。
この大会は、40年前、私が現役のコーチだった頃、私が作った大会です。毎日練習しても学校対抗の大会だけしかなかったので、子どもたちの練習の成果を発表する場を作るために、新人戦として作りました。山武郡市バスケットボール協会の応援を受け、現在豊海のコーチをしている篠崎さんのご協力をいただきながら運営してきました。
当時は、審判できる方もほとんどいませんでしたので、高校の先生方も数年間は、多数笛を吹きに来てくれました。
また、千葉日報の後援を受けて、スポーツ欄の一面にこの大会の詳報が掲載されました。
平成12年には、山武郡市ミニバスケットボール連盟が発足し、私が初代の会長をつとめました。その後、山武でも春季・サマー・オータムなど多くの大会が開催されるようになり、現在では大会が多すぎて練習する時間が取れない様相も呈しています。
願わくば、どの大会に出場するのか吟味して、練習の時間を確保することを考えていただきたいと思っています。試合では、個々の技術を向上させることはできません。また、練習回数を絞って、一家団らんを大切にしたり、子ども達に学習時間を確保したりすることも大切だと考えています。
勝利至上ファーストでなく、確かな技術を身に付けさせて、送り出すことを考えていただきたいと思います。
学校でのバスケットの部活がなくなり、併せて少子化でどのチームもチーム編成に苦慮したり、チーム数が減少したりしていますが、学校での部活がなくなったということは、思い切り運動したいと思っている子が活動する場を求めてたくさんいるということにもなります。
全日本の男子・女子がパリオリンピックに出場が決まり盛り上がっていますので、バスケットをする仲間が増えるように、選手の皆さんも、チーム関係者のみなさんも声をかけて部員を増やす努力をしてほしいと願っています。
新人戦が始まるといよいよ5年生以下の子どもたちが主役となる時期であり、また、春が来たことを実感する大会でもあり、いろいろな意味で思い入れは深いものがあります。
男子優勝 九十九里アパッチ
決勝 九十九里30-24大網 準決勝 九十九里70-16成東
今大会の本命が決勝はやや苦戦したが、予想通り優勝した。今年度は6年生がふたりでチーム構成は苦しかったが、その中で、5年生の⑥⑦がミドルシュートでどの大会でも好プレーを展開してきた。
その二人が⑤④と背番号を変えたが、さらに攻守とも磨きがかかってきた。
全体に小柄だが、きびきびと守り、鋭い攻撃はミニバスケットボールのお手本になる。
準決勝成東戦は快勝。
決勝大網戦、第1Qは相手の長身選手に苦労したが、⑤の活躍で8-6.第2Qも相手のエースの対応にてこずったが、④のシュートで前半を16-13で終了。
Mコーチは県でベスト8を目指すとの目標を掲げていたが、④⑤が思うように機能せず重い展開だったが、やはり第4Qに入ると⑤④のミドルシュートが決まりだし、大網の攻撃を何とか凌ぎ見事に優勝した。
⑧のディフェンスも良い、また⑩も好選手。
準優勝 大網ロケッツ
決勝 大網24-30九十九里 準決勝 大網44-横芝光
今年度このチームを初めて見たが、今年も中々素晴らしい選手が育っている。最近はコンスタントに優勝争いに加わり、Sコーチの指導力に磨きがかかってきた。
準決勝横芝光戦は大苦戦。第3Q終了は31-32。しかし第4Qに⑤の2本のシュート、④から⑧へのすばらしいパスからのシュートで何とか相手を突き放し、決勝へ駒を進めた。
決勝九十九里戦。優勝候補に真っ向勝負。
第1Qは⑧の高さを生かし攻撃。第2Qはエースが④が7得点の活躍で13-16と食い下がった。
後半に入りエース④の攻撃がディフェンスに阻まれ停滞し、⑧が奮闘したが、第4Qに、相手のミドルシュートを浴びて惜しくも優勝を逃した。
④の能力はすばらしい。やや強引なので怪我が心配されるが、味方を使いながら攻撃するとさらに威力を増すであろう。⑧は長身を生かし、ゴール下で相手の脅威となった。
④⑧以外にミドルシュートを打つ選手がいれば、中を固める相手に対し効果的であったと思われる。
3位 横芝光ヒーローズ
準決勝 横芝光39-44大網
この日初めてこのチームを見たが、良く指導されていて、そのプレーは洗練されている。九十九里には前日に大差で負けたと聞いたが、それが信じられないほどの戦いを大網相手に展開した。④⑧のプレーが特に良いと思ったが、⑤⑥⑦の選手も負けず劣らずすばらしく、そして5人は体格にも恵まれている。
準決勝大網戦は、第3Q終了時、32-31でリードしたが、最終第4Qに突き放されて惜しくも敗退した。
今後の山武の大会、そして東総地区も加わるノースカップでの活躍が楽しみである。
3位 成東オーシャンボーイズ
準決勝 成東16-70九十九里
前日はみずほとの接戦に勝ち抜き、しばらくぶりで最終日に残ってきた。5年生が3人で5番が欠場しなかなか苦しいチーム事情の中、よく全員が奮闘した。
④が大黒柱でよくがんばっていた。⑥の選手は今後に期待が持てる。そして4年生の⑦⑧⑨のがんばりが目を引いた。⑧はゲームメイクもしてシュートも良い。強敵を相手に気持ちで負けずに⑦⑨もよくシュートを決めた。
女子優勝 芝山ビクトリーズ
決勝 芝山72-26大網 準決勝 芝山55-15増穂
今大会は、敵なしで圧勝するだろうと予測し、随分前から原稿には書いてしまった。ここ数年芝山は上位に来るようになった。どこかで練習のターニングポイントがあったのだと推測する。
チーム全体での守備意識は高く、ダブルチーム、リバウンド、ルーズボールも強い。
6年生チームでもエースだった④はさらに攻守に磨きがかかり、シュートにも安定感があり、パスも出せる。⑤の成長も見事。さらに⑨が新たに加わり選手全体・チーム全員のレベルが一段と上がった。⑪4年生の攻撃力もすばらしい。⑩鉢巻きの4年生も良いプレーを見せている。さらに⑥⑦⑨など好選手が揃っている。
今シーズンは県での活躍も期待されるが、直近の3月9日、山武・夷隅・長生の交流戦での活躍を期待したい。
準優勝 大網ビックネッツ
決勝 大網26-72芝山 準決勝 大網31-23山武
ダブルエースのうちのひとりを体調不良で欠く中、予選を勝ち抜き、準決勝リーグでも好チームのみずほ、横芝光を破ってベスト最終日に残ったのはすばらしい。
さらに、準決勝、山武に苦しみながらも、何とか振り切り決勝に進出したのは見事。
決勝芝山戦は大差で敗れたが、苦しいチーム編成の中でみんなが団結できたのは大収穫と考える。
決勝芝山戦。敗因はひとえにリバウンド・ルーズボールで負けたこと。3回も4回も連続して取れなかったこともあり、そこが修正点。ボールを見ていないことがよく見られた。
⑥が復活して3月の交流戦で長正・夷隅のチームとどんな戦いをすることができるか楽しみである。
④は12月と比べるとランニングシュート中心に攻撃しチームを引っ張った。⑤は準決勝リーグでよくシュートを決めた。⑦のゲームメイク良し。⑧はフリースローを確実に決めて流れを持ってきた。⑪の4年生は、苦しい山武戦でのミドルシュート、攻め込まれてのルーズボールをがんばった。ドリブルも速くなった。
第3位 山武HMオーキッズ
準決勝 山武23-31大網
今年は例年と違い、ゲッターがいないので、大変苦しいチーム編成となっている。しかし、コーチ陣がよく指導しているので、基本に忠実なお手本のプレーを見せてくれる。
ディフェンスもルーズボールも例年同様粘り強く頑張っている。
準決勝大網戦。第1Qにつまずき、0-13。しかし粘り強く徐々に追い上げ7点差まで迫ったが第3Q終了近く、④がファウルアウト。その時、形勢は山武に傾き逆転必至と思われたが、追撃も及ばず決勝進出を逃した。
④⑤が中心でゲームを組み立て、⑤⑦⑥のシュートが良い。
第3位 増穂MBC
準決勝 増穂15-55芝山
5年生が3人、4年生4人、3年生1人、2年生1人のチーム構成。
前日は山武と接戦を演じたが惜しくも23-24で敗戦。
全体に小柄だがディフェンスを頑張っている。
準決勝芝山戦。芝山はどの試合でも大量得点しているが、たぶん増穂が最少得点に抑えたのだと思う。相手のプレスをうまみに避けてボールを運んでいて善戦した。
⑧⑨のミドルシュート、⑨のゲームメイクも良い。4年⑬のディフェンスはすばらしい。⑫のランニングシュート、⑭のミドルシュートも良い。
男子は、九十九里と大網の決勝になったが、横芝光やみずほがどのように仕上げてくるか、次回の戦いがどうなるか楽しみ。
女子は、有力だった芝山が順当に優勝したが、部員の体調不良で今回出場しなかった蓮沼がどうか、主力が欠場した大網がどのように鍛えられてくるか。
組み合わせによっても、結果が左右される状況になりそうなので、次回の大会が楽しみである。
たとえ50点差で負けていても、次の大会で逆転は可能です。入れなければならないシュートを落とし、それを入れられれば4点の違いが出ます。それを10回繰り返せば40点です。それをなくしていきましょう。
速攻対策と逆サイドのリバウンドをスクリーンアウトで防ぐ。この対策でも20点はすぐに違ってきます。
どのチームも敗戦の原因を追究し、練習で向上してほしい。