美杉カップ
男子 優勝 ジュニアファイブ
この大会は、美杉クラブが主催であるが、山武ミニ連が主体となって運営している。この2年間は主催の美杉クラブのチームが人数不足で出場できず、クリープを入れないコーヒーどころか、日本が出場しない東京オリンピックのようで、昨年の講評では大会そのものを無くしたほうがよいと言わざるを得なかった。しかし、今年度は美杉クラブの女子が復活し、ようやく大会本来の姿に戻ったと言える。その美杉は残念ながら初日で姿を消したが、一試合は勝って内容も悪くなかったので今後がたのしみである。
要望を言えば、男子同様女子も各地区1チームでいいので、他地区を加えた大会にしてほしい。以前の大原のような強豪チームに参加してもらうことよって、山武のチーム力が向上し再び以前のような輝きを見せられるのではないかと思う。
男子優勝ジュニアファイブ
この大会に第一回から出場し3回優勝しているが、今年は4回目の優勝となるとともに、2連覇を果たした。チームがないのに美杉カップを継続した理由のひとつに、内外のチームの出場への強い要望があったことによるが、ジュニアファイブもチーム作りの上でこの大会を重要視していることがコーチのKさんの話でわかった。同時に白子の夏の新人戦には、2年、3年生を出場させているようで、継続して高いチーム力を維持している秘訣がわかる。
常に県大会の上位にいるチームが山武の大会に出てきてくれて本当にうれしい。
この日はゾーンプレスの守備体型を取ったが、基本に忠実な守りで、かなりレベルの高い一宮も寄せ付けなかった。
④は最優秀選手となったが、攻守の要でポストプレーに威力を発揮した。この選手がすべてのクオーターで出場しているように見えるが、体型の似た⑦が同じくポストでがんばっているのだと気がついた。
何と言っても⑪の4年生がまたすばらしい。この選手が1,2Q出場し3Qは出られないが、その時は相手の乱戦に引きずりこまれてしまった。ランニングシュートに切れ味があり、切れ込んでから④⑦に良いパスを供給する選択肢もある。また来年も見てみたい。
⑤⑥もディフェンスでがんばる。
コーチの指示も穏やかで、子供達も伸び伸びとプレーしている。
6年生チームも県でベスト4に入る力があるそうなので、1月の県大会を期待したい。
準優勝九十九里アパッチ
6年生チームは長身のエースプレーヤーがいたが、その選手が抜けてどうなることかと思っていたが、⑨⑤④など身長も必ずしも小さくない。今年度6年生二人で凌いできたので、プレーの質も荒いが高い。また、負けん気は九十九里特有の強さがある。
⑨はポストプレーやゴール下のディフェンスをがんばる。決勝では1Qに4つのファウルを犯したが、ファイブファウルを恐れずにその後も果敢にプレーした。舞台では皆ハラハラしていたが、どこ吹く風で懸命にディフェンスしていた。最後のファウルはいただけなかったし、しなくても良いファウルがあったのでそこを気をつけるとさらに良い。⑤とともに5ファウルになってしまったが、ひたむきさは買える。試合を終わって主力のファウルが2ないし3している試合が良い。ファウルゼロは何もしていない証拠。
⑥Mジュニアもさらに進化している。相手ファウルと見ると無理やりにでもシュートにいきフリースローを獲得していた。さらにプレーの精度を上げてほしい。④のステップイン、⑥のディフェンス、ランニングシュート、⑦のディフェンスのがんばりも光る。
3位一宮ミント
一昨年のこの大会優勝チームで、個々の技術は高くコーチの指導が素晴らしいことが窺われる。ジュニアファイブのゾーンに対して、片側に5人の選手を置いて攻める工夫が見られる。ディフェンスも全員で懸命にしていたが、長身選手がいないので、相手の固い守りを崩せず、チームの特徴を出せなかった。決勝に進出する力は十分あったが、山武のチームを決勝に残しておきたいという主催者側の配慮もあったのかも知れない。
3位芝山ビクトリーズ
大黒柱の6年生が抜け苦しい戦いとなったが、二日目に残ってきたことを評価したい。④のドリブルランニングシュートそして負けん気はすばらしい。⑥のジャンプシュートも良い。全員のスキルをさらに向上させてほしい。
女子優勝東金東MBC
決勝は大差がつくと予想したが、ランニングシュートの失敗や、④のシュートが来なかったため前半はややもつれた展開になってしまった。
スーパー5年生Mが大活躍し、チームを優勝に導いた。Mは私の教え子のお子さんで孫のような選手である。6年生のチームでもチームをけん引してきたので当然の活躍であるが、すべての面でバランスが取れている。特に広い視野はすばらしく、相手チームは、彼女がカットインしてくると、シュート力があるだけに彼女に引っ張られ、ゴール下に走りこんだ選手にパスを通され防ぐことが難しい。将来が楽しみである。
5人の中で⑨はちょっとひ弱く、最初の試合ではこの選手がもう少し力強くなるとこのチームはかなり強くなるだろうと思ったが、試合ごとに力をつけ、決勝ではランニングシュートを何回も決めてヒロインになってしまった。チームの中では長身なので、ゴール下でもステップと力強さを身につけてほしい。
⑥の選手もポストプレーで威力を発揮した。④から⑥はホットライン。⑤⑦⑧と決勝では④のシュートが当初決まらなかったために、これらの選手の活躍が見られてチームとしては結果的によかったゲームかもしれない。
第2位増穂BCガールズ
今年度はすばらしい5年生が各チームに散らばっているが、スーパー5年生の⑦活躍で決勝まで来た。シュートも上手だが、攻守のバランスを取り、シュートブロック、パスカットなどもかなり効いている。決勝もその守りがあって前半は接戦に持ち込んだ。⑩は正気戦でミスマッチをついて14点を取り、接戦をものにする原動力となった。また、決勝前半も好シュートがあり、以前指導していた私を驚かせた。⑧のミドルシュート、ランニングシュート、⑨も役割を果たした。決勝進出には、何といっても新加入⑰の活躍が大きい。どこから来たのでしょうか。
第3位山武HMオーキッズ
6年生チームでは関東予選3位になった。ここ数年は山武のチームは県大会での活躍がなく、楔を打ってくれたことは本当にうれしい。
その6年生チームでも主力の④が攻守に大活躍したが、やはり一人では優勝は難しく、東金東に屈してしまった。④は大活躍していてもコーチに叱られていたが、確かにこの大会では彼女の活躍無くして優勝には届かないであろうし、その期待の大きさがわかる。
⑤⑥⑦⑧の選手もがんばった。
最近5年生が何人か新加入したということを聞いているので、名コーチの指導のもと、山武の新人戦では違った姿が見られることを期待したい。また、コーチには試合中、選手に対して優しくすることを望みたい。
第3位九十九里スーパーウエイブ
山武では九十九里町のチームが強く、常に片貝・豊海を含めて2から3チームがベスト4残っていたが、今年は辛うじて九十九里がベスト4に入ってくれた。しかし、強かった九十九里を知る者にとってはやや力強さに欠けていたのは残念。それでも④⑤のランニングシュートは良かったし、⑦は接戦となった白浜戦で勝負を決定づける連続ランニングシュートで気を吐いた。
そのほかのチームでは、瑞穂の⑤⑧、正気の④⑤⑥、成東の⑥の選手がよかった。
準々決勝増穂・正気戦は好チーム同士の戦いとなったが、正気はもう少し見てみたかった。
新チーム最初の大会なので、どこが強いのかわからないので組み合わせは大変難しいことがわかる。各地区で新人戦が始まる時期となった。他地区の選手にはぜひ夏のサマーカップにきていただき成長した姿を見せてほしい。
男子 優勝 ジュニアファイブ
この大会は、美杉クラブが主催であるが、山武ミニ連が主体となって運営している。この2年間は主催の美杉クラブのチームが人数不足で出場できず、クリープを入れないコーヒーどころか、日本が出場しない東京オリンピックのようで、昨年の講評では大会そのものを無くしたほうがよいと言わざるを得なかった。しかし、今年度は美杉クラブの女子が復活し、ようやく大会本来の姿に戻ったと言える。その美杉は残念ながら初日で姿を消したが、一試合は勝って内容も悪くなかったので今後がたのしみである。
要望を言えば、男子同様女子も各地区1チームでいいので、他地区を加えた大会にしてほしい。以前の大原のような強豪チームに参加してもらうことよって、山武のチーム力が向上し再び以前のような輝きを見せられるのではないかと思う。
男子優勝ジュニアファイブ
この大会に第一回から出場し3回優勝しているが、今年は4回目の優勝となるとともに、2連覇を果たした。チームがないのに美杉カップを継続した理由のひとつに、内外のチームの出場への強い要望があったことによるが、ジュニアファイブもチーム作りの上でこの大会を重要視していることがコーチのKさんの話でわかった。同時に白子の夏の新人戦には、2年、3年生を出場させているようで、継続して高いチーム力を維持している秘訣がわかる。
常に県大会の上位にいるチームが山武の大会に出てきてくれて本当にうれしい。
この日はゾーンプレスの守備体型を取ったが、基本に忠実な守りで、かなりレベルの高い一宮も寄せ付けなかった。
④は最優秀選手となったが、攻守の要でポストプレーに威力を発揮した。この選手がすべてのクオーターで出場しているように見えるが、体型の似た⑦が同じくポストでがんばっているのだと気がついた。
何と言っても⑪の4年生がまたすばらしい。この選手が1,2Q出場し3Qは出られないが、その時は相手の乱戦に引きずりこまれてしまった。ランニングシュートに切れ味があり、切れ込んでから④⑦に良いパスを供給する選択肢もある。また来年も見てみたい。
⑤⑥もディフェンスでがんばる。
コーチの指示も穏やかで、子供達も伸び伸びとプレーしている。
6年生チームも県でベスト4に入る力があるそうなので、1月の県大会を期待したい。
準優勝九十九里アパッチ
6年生チームは長身のエースプレーヤーがいたが、その選手が抜けてどうなることかと思っていたが、⑨⑤④など身長も必ずしも小さくない。今年度6年生二人で凌いできたので、プレーの質も荒いが高い。また、負けん気は九十九里特有の強さがある。
⑨はポストプレーやゴール下のディフェンスをがんばる。決勝では1Qに4つのファウルを犯したが、ファイブファウルを恐れずにその後も果敢にプレーした。舞台では皆ハラハラしていたが、どこ吹く風で懸命にディフェンスしていた。最後のファウルはいただけなかったし、しなくても良いファウルがあったのでそこを気をつけるとさらに良い。⑤とともに5ファウルになってしまったが、ひたむきさは買える。試合を終わって主力のファウルが2ないし3している試合が良い。ファウルゼロは何もしていない証拠。
⑥Mジュニアもさらに進化している。相手ファウルと見ると無理やりにでもシュートにいきフリースローを獲得していた。さらにプレーの精度を上げてほしい。④のステップイン、⑥のディフェンス、ランニングシュート、⑦のディフェンスのがんばりも光る。
3位一宮ミント
一昨年のこの大会優勝チームで、個々の技術は高くコーチの指導が素晴らしいことが窺われる。ジュニアファイブのゾーンに対して、片側に5人の選手を置いて攻める工夫が見られる。ディフェンスも全員で懸命にしていたが、長身選手がいないので、相手の固い守りを崩せず、チームの特徴を出せなかった。決勝に進出する力は十分あったが、山武のチームを決勝に残しておきたいという主催者側の配慮もあったのかも知れない。
3位芝山ビクトリーズ
大黒柱の6年生が抜け苦しい戦いとなったが、二日目に残ってきたことを評価したい。④のドリブルランニングシュートそして負けん気はすばらしい。⑥のジャンプシュートも良い。全員のスキルをさらに向上させてほしい。
女子優勝東金東MBC
決勝は大差がつくと予想したが、ランニングシュートの失敗や、④のシュートが来なかったため前半はややもつれた展開になってしまった。
スーパー5年生Mが大活躍し、チームを優勝に導いた。Mは私の教え子のお子さんで孫のような選手である。6年生のチームでもチームをけん引してきたので当然の活躍であるが、すべての面でバランスが取れている。特に広い視野はすばらしく、相手チームは、彼女がカットインしてくると、シュート力があるだけに彼女に引っ張られ、ゴール下に走りこんだ選手にパスを通され防ぐことが難しい。将来が楽しみである。
5人の中で⑨はちょっとひ弱く、最初の試合ではこの選手がもう少し力強くなるとこのチームはかなり強くなるだろうと思ったが、試合ごとに力をつけ、決勝ではランニングシュートを何回も決めてヒロインになってしまった。チームの中では長身なので、ゴール下でもステップと力強さを身につけてほしい。
⑥の選手もポストプレーで威力を発揮した。④から⑥はホットライン。⑤⑦⑧と決勝では④のシュートが当初決まらなかったために、これらの選手の活躍が見られてチームとしては結果的によかったゲームかもしれない。
第2位増穂BCガールズ
今年度はすばらしい5年生が各チームに散らばっているが、スーパー5年生の⑦活躍で決勝まで来た。シュートも上手だが、攻守のバランスを取り、シュートブロック、パスカットなどもかなり効いている。決勝もその守りがあって前半は接戦に持ち込んだ。⑩は正気戦でミスマッチをついて14点を取り、接戦をものにする原動力となった。また、決勝前半も好シュートがあり、以前指導していた私を驚かせた。⑧のミドルシュート、ランニングシュート、⑨も役割を果たした。決勝進出には、何といっても新加入⑰の活躍が大きい。どこから来たのでしょうか。
第3位山武HMオーキッズ
6年生チームでは関東予選3位になった。ここ数年は山武のチームは県大会での活躍がなく、楔を打ってくれたことは本当にうれしい。
その6年生チームでも主力の④が攻守に大活躍したが、やはり一人では優勝は難しく、東金東に屈してしまった。④は大活躍していてもコーチに叱られていたが、確かにこの大会では彼女の活躍無くして優勝には届かないであろうし、その期待の大きさがわかる。
⑤⑥⑦⑧の選手もがんばった。
最近5年生が何人か新加入したということを聞いているので、名コーチの指導のもと、山武の新人戦では違った姿が見られることを期待したい。また、コーチには試合中、選手に対して優しくすることを望みたい。
第3位九十九里スーパーウエイブ
山武では九十九里町のチームが強く、常に片貝・豊海を含めて2から3チームがベスト4残っていたが、今年は辛うじて九十九里がベスト4に入ってくれた。しかし、強かった九十九里を知る者にとってはやや力強さに欠けていたのは残念。それでも④⑤のランニングシュートは良かったし、⑦は接戦となった白浜戦で勝負を決定づける連続ランニングシュートで気を吐いた。
そのほかのチームでは、瑞穂の⑤⑧、正気の④⑤⑥、成東の⑥の選手がよかった。
準々決勝増穂・正気戦は好チーム同士の戦いとなったが、正気はもう少し見てみたかった。
新チーム最初の大会なので、どこが強いのかわからないので組み合わせは大変難しいことがわかる。各地区で新人戦が始まる時期となった。他地区の選手にはぜひ夏のサマーカップにきていただき成長した姿を見せてほしい。